宝塚ことば磨き塾(27日)。
宝塚市内に住む
針金アーティストの升田学さんをゲストスピーカーに招いた。
サービス精神旺盛な彼は、
みんなの目の前で、即興パプォーマンスを見せてくれた。
一本のワイヤーをペンチ一本で巧みに曲げていく。
最初に目、鼻、口、輪郭と、たちまち「人の顔」が出来上がった。
その間10分。見事な技だ。
穏やかだが、芯がある。
生き方に芯が通っている。
ダンスをしているから、身体の芯がしっかりしている。
升田さんを作るものは「芯」だ。
そして、一本のワイヤーで作品を作る「一本道」。
ワイヤーを曲げながら自由自在に作品を作る「柔軟性」。
心も身体も柔らかい。
ますますますださんのファンになった。
升田さんに、好きなことばを聞いた。
「好きになったら最後まで。嫌いになるなら最初から」
ぶれない男らしいことばだ。
好きになったことは最後まで好きで通す。
嫌いになるなら、最初から嫌いになっておけばいい。
好きだ嫌いだとぶれずにいきたいものだ。
(升田さんの即興作品)