京都ことば磨き塾（２８日）。
ゲストスピーカーに山内マヤコさんを招いた。
サロン＆ゲストハウス「月と」の亭主だ。
彼女は、桃色のあでやかな着物姿で現れた。
２９歳の誕生日に誂えたものらしい。
何歳まで着ることが出来るかと思っていたが、
５１歳の今も、なんの違和感もなく着こなしている。
最近、自転車で転倒し、顔を傷つけた。
こめかみを強打し、大きな瘤も出来たというが、
脳に異常もなく、骨折もなかった。
まだ左目下に残る絆創膏が痛々しい。
「自転車も携帯も無傷でした」とどこまでもポジティブだ。
塾生たちが、山内さんにインタビューした。
今後に生かせるいつかの課題が見つかった。
●聞き手自身の「自己開示」はほどほどに。
●気になったことばは遠慮なく深堀りする。
「香りを設計する」「心のディスタンス」
「コロナで女性らしさに目覚めた」
●アバウトな聴き方せずに具体的に聴く。
夢はなんですか→５年後の夢は？
●相手のいでたち、持ち物をきっかけにする
山内さんは、分厚いシステム手帳のアナログ派
ここでも「やか言葉」列挙。
すこやか、あでやか、おだやか、こまやか、さわやか、
はれやか、にこやか、すずやか、にぎやか、ひそやか、
かろやか、まろやか、たおやか、きらびやか…
この日の山内さんは「あでやかで、はれやかで、にこやかで、
まろやかで、たおやか」だった。
（愛用のシステム手帳を手に）
