NHK京都文化センターで「ことばの取り扱い」を考える講座。
長田弘さんの問いかけに、次々答えてもらった。
〇これだけはしないと決めていること
●夜、爪を切らない。
●がんばれと人に言わない
●決めつけない (ある意味単純 ある意味複雑)
●ためいきつかない 運気が下がるから
●人に期待しない 過大評価しない
〇いちばん、したいこと
●頭を空っぽにして、のんびりしたい
●納得のいく日の出をみたい
●おしゃべりをしたい
●イグアスの滝に行きたい
〇人生の材料は何だと思うか
●光 (希望 明るさ 波動)
●食べること 人と繋がること
●信頼 経験 忍耐 色
●自他尊重
答えから、「その人」が見えてくる。
いろんな「気づき」がある。
まさに、みんなちがってみんないい。
参加者の一人、大澤貴代子さんの感想から。
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「最初の質問」の中から三つほどの質問を参加者4人で答えました。「正解」があるのではなく、それぞれの感性に基づく答えは聞いていて面白く、また個性に溢れていて、楽しみました。
村上さんもさりげなく、それぞれに話やすいように水を向けてくださるので、「こんなことまで話してしまった」というようなエピソードも語られたりします。
ここに来るとなんだか安心して自分のことが話せるのですね。
今日見学に来られた方も、お話されることが、雄弁な自己紹介になっていました。お人柄や何を大切にしていらっしゃるか、ということも透けてみえてきます。
今回も教室は温かなムードに包まれ、それぞれが「そんな自分が好き」という気持になっていく時間でした。
何かとストレスの多い日々の中で、この時間は、心の緊張が解け、ゆったりとした流れの中、自分自身の心を「放つ」場所にもなり、ありがたいな、と思います。
自分を肯定し、人のあり方も肯定する、そんな大きな人になってゆくと社会もよくなってゆくし、自分も楽だよ、と教えてくださっているような気がしました。
後で、一緒に講座を受けた方とこんな風に語り合っていました。
「良い話し方」を教わったり、間違いがただされる場ではなく、自分たちの思いが大切にされ、そして暖かな言葉を使うにはどうすればいいかということを教えてくださる場は、本当に有難いね、と。
ギスギスしがちな、今の世の中で、おおらかな心で、自分にも他者にもやさしくなって生きてみようね、そんな思いを受け取ったような今日でした。
大澤さんは、
いつもいつも丁寧にことばをくみ取り、嬉しい受け止めをしてくださる。