世田谷・龍雲寺の細川晋輔住職は、「ことば湯」のご常連だ。
いつも含蓄に満ちたコメントをしてくださる。
モデレーターの藤川由樹さんのご紹介を兼ねて、
久しぶりに、龍雲寺を訪問した。
ここでは、金子みすゞの朗読会、東北復興支援の朗読会をさせていただいたことがある。細川住職とは、論語塾で知り合い、そのご縁で、京都の妙心寺で僧侶の皆さんの勉強会で講演したこともある。
リアルでお会いするのは、久しぶりだが、クラブハウスで、毎日声を聴いているので、そんな気がしない。藤川さんも初対面感なく、すぐ打ち解けていた。
龍雲寺の創建は、1699(元禄12)年に遡る。赤穂浪士討ち入りの3年前だ。野沢村の名主たちの要望で寺が出来た。晋輔さんで12代目になる。2500坪の寺内にある樹木や石仏は、土地の人たちが寄進したものだそうだ。地元の人は「野沢龍雲寺」と呼ぶ。地域に親しまれた寺の証だ。
せっかくなので、クラブハウスのルームを立ち上げた。
藤川さんの実況リポートに、住職とボクも絡み、さながらラジオの生中継のよう。近づくとハウリングを起こすので「ソーシャルディスタンス」を取りながら話す。3人がかなり離れた場所で話す珍妙な光景。
細川さんの妻やお子さんも途中で参加。
和気あいあいとした時間になった。
(細川住職を囲んで)
(左手の石仏は元禄16年と刻まれている)
(ソメイヨシノも芽吹き始めていた)