高野登さんの「本気のお節介」 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

例によって、「この日、奇跡的に空いていますか」と、

高野登さんからお誘いが来た。

そういう誘いが来たときは、よほどの先約がない限り、

長考せず、「はい!」ということにしている。

お誘いの中身は、詳しく聞いたことがない。

高野さんのお誘いは、いつも「大当たり」だから。

 

この日の会場、目白駅前のレストランに行くと、

受付で、高野さんがイソイソと出迎えてくれた。

この日、中座することを告げると、

途中で抜けやすい席にエスコートしてくれた。

食事も、早めに用意出来るよう手配してくれた。

次から次にくる客を、テキパキと誘導している姿は、

さすが元ホテルマン。

 

この日は、

元モスフードサービス専務の田村茂さんの出版記念パーティー。

高野さんは、長年の友人として、幹事団の一人として、諸準備を担ってきた。

講演会が始まってからも、座ることなく、カメラ片手に撮影担当。

遅れてきた客のエスコート。常に笑顔を絶やさない。

もう「本気のお節介」このうえない。

 

田村さんは、「スタジオジプリ」のあの方にそっくり。

電車の中で、声をかけられたこともあるとか。

モスバーガーなのに、ケンタッキー・フライド・チキンという声もある。

そんなことも、ツカミに使うユーモアもあるし、東北人らしい朴訥とした話しぶりにも好感を持てた。

彼の新刊の紹介は、稿を改めたい。

 

(高野さんは、お客さんの案内係)

(田村茂さん)