革ジャンブラザーズIN信州 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

信州ことば磨き塾。

快晴の信州。雪もなく、あたたかい。

蔵の中の会場もあたたかいことばが行き交う。

 

嬉しいことばのお福分け。

●子育てサークルで、使い古しの服を交換。

  服を回す→福を回す

●83歳の母の介護。自分の体調不良・

 「いまは、待つときだよ」と言ってくれた人がいた。

 待つとき→間をつかむとき。

●スタートボタンは何回押してもいい。

●忍耐には目的がある。

 我慢には目的がない。

●心身一如。

 相手の心が向いているか確認してから話す。

●発酵と腐敗は紙一重。

 都合のいいものは発酵。都合の悪いものは腐敗にしている。

 

『最初の質問』に答えるワーク。

「あなたが、ためらわず美しいといえるものは何ですか」

●家族の笑顔。

●冬の終わりから春の始めにかけての白馬岳。

●箱根駅伝のひたむきさ。

●冬の立ち枯れた木。

●午前五時の満月。

●きめ細かいシフォンケーキ。

●伊那食品の経営。

●盲目の飼い猫の目。

●散る桜

●百姓の手。

●出産直後の赤子の顔。

 

高野登さんが会費を納入して参加してくれた。

この日、示し合わせたように、2人は揃いの茶系の革ジャン。

ラスト30分で、革ジャンブラザーズ対談。

「オンライン時代の伝え方」について、ぶっつけトーク。

この1年、高野さんもオンライン研修や講演ばかり。

画面に映る自分のアップを見て驚いた。

そこで何をしたかと言うと、

歯をキレイにしようと「ホワイトニング」した。

目で笑うことを意識した。

ライティングを考え「女優ライト」を導入した。

A3の紙に3行でまとめた手書きの文字を使い、

パワーポイントなどは使わない。

たくさんのことばを持つ必要性を感じている。

問いを立てる力が大事だ。

ここにも、高野さんらしいきめ細やかなホスピタリティが感じられる。

 

(革ジャンブラザーズ)

(蔵の中に展示してあった雛人形。昭和10年頃)

(最初の質問 朗読は山際優子さん)