大河ドラマ『麒麟がくる』。
クライマックスが近づいてきた。
本能寺の変の伏線が、あちこちに散りばめられている気がする。
明智光秀と織田信長の考え方のすれ違いが広がっていく。
正親町天皇の存在が、これまでなになくクローズアップされている。
足利義昭の変貌が、これまでなになく強調されている。
朝廷や幕府という権威を維持するのか、それに代わる新たな価値観が
求められるのか。
守るべきものと破壊すべきもの。
2つの間で、光秀が揺れ動き、翻弄される。
ドラマでは、いよいよ丹波攻めが始まる。
この丹波との関りが、光秀の運命を左右する。
稲葉一鉄のもとを離反した斎藤利三が、光秀の家臣になる。
この出来事も、本能寺に結びついていく。
丹波がどう描かれるのか、丹波の人たちは注視している。
その丹波で、たんばときめきカルチャースペシャルとして、
『本能寺の変は、なぜ起きたのか?』という企てを考えた。
博多の歴女、白駒妃登美さんをお迎えし、ボクと対談する。
会場の参加者を交えて、みんなで日本史史上最大といってもいいの謎に包まれた事件の真相を推理する。
光秀怨恨説、光秀野望説、長宗我部元親関与説、斎藤利三実行犯説、信長非道説、朝廷黒幕説、足利義昭黒幕説、イエズス会黒幕説、
堺商人黒幕説…枚挙に暇がない。細かく分類したら50にものぼる。
さてさて、博多の歴女は、どんな裁定をくだすのか。
1月23日、たんば黎明館で、本能寺の変があばかれる。