この日の朝、高野登さんからメールが来た。
「論語塾に参加していいですか?」
もちろん大歓迎した。学びの意欲たるやスゴイ。
高野さんは、学びのための情報アンテナを高く広く掲げている。
安岡さんの別の論語塾にも通い始めたらしい。
この日は、高野塾ゆかりの箕輪さん、小野さんも初参加。
幹事役の柏木満美さんによるマンドリン演奏もあり、新年早々、
充実した時間だった。
その柏木さん、FBにこんな感想を書いてくれた。
「論語を解釈した本がたくさんあるように、何名かで共に学び合っていると、それぞれに響くポイントが違って、それが学びの幅や深みを増してくれます。
塾長の安岡定子先生も塾頭の村上さんも、工夫して、いろんな参考書を紹介してくださる。
さらに、最近ご自身が体験されたエピソードや参加者の感想から話を広げられたりして、その場に姿はないけれど、孔子やその弟子、本の中の人物、話題に上がった人々まで、同じ場で一緒に学んでいるような気分になってくる。
そんなわけで、写真には11人しか写っていないけれど、この他に、孔子さん、弟子の宰我さん、渋沢栄一さん、栗山英樹監督、日ハムの選手、リッツ・カールトンの創業メンバー、松尾芭蕉さんなどもご参加くださいました」。
これが、ほかの論語塾にない特徴だと思う。
高野登さんもFBにこんな感想を書いてくれた。
「少人数で論語の神髄に触れる、贅沢このうえない時間だ。ボクが論語のなかで日頃から意識しているのが、『仁に親しむ』という言葉。
仁、すなわち思いやりや慈しみの心をもった人間になるということ。
仁を備えた人物に触れるという意味もあるのだそう。
定子さんや村上さんのような仁を持った人物に出会ったなら、ひっついていくこと。なるべく近くで、いい影響を受けること。プラスのエネルギーのシャワーを、思い切り浴びること。
今年は、正月始めから明らかに「氣のエネルギーの流れ」が違う気がする。どんどん学びの場に導かれていく」。
高野さんが来てくれたから、いつにも増して、論語塾にプラスの氣のエネルギーが流れたように思う。
安岡塾長の恩師、田部井文雄さんのことば。
「習慣は一週間続けたら出来るようになる。二週間続けたら大丈夫と思える。三週間続けたら、やらないと気が済まなくなる」
学びの習慣を続けていこうと改めて思う。
(柏木満美さん 「浜辺の歌」「サンサーンスの白鳥」を演奏)
(全盲の大川さんにメニューを音読する塾長)