気の置けない仲間たちとの談笑のひととき。
愉しい時間だった。
今夜は、第5期宝塚ことば磨き塾の男子会。
昭和9年生まれの小椋重保さん。
昭和21年生まれの氏家勉さん。
昭和27年生まれの寒川浩一さん。
昭和28年生まれのムラカミ。ボクがいちばん年下。
みんな昭和な男たちだ。
小椋さんは、今でも立ち飲み居酒屋に夜ごと出かけ一人飲みしているそうだ。仕事も転々と変わった。阪神大震災で自宅が全壊した。大病もした。85年の人生、それはそれはいろんなことがあったに違いないが、飄々としている。7月には、スイスに行くらしい。
氏家さんは、アナウンサーになりたかったらしい。ステキな低音ボイスを響かせながら聞き上手だ。好奇心旺盛な人だ。新聞の特集記事「平成の300人の写真」を持参し、この中で誰がわかるか、当てっこをした。
寒川さんは、大手書店に勤めていた。当然、読書通。映画通でもある。
ゆえに博識だ。彼の具体的な話は、読んでいなくても観ていなくても興味をそそられる。彼自身も大病し、妻の看病もした経験がある。妻に先立たれたいま、一人暮らしだが、人生を楽しむ術を心得ている。
みんな自己主張しすぎない。人の話にもきちんと耳を傾けられる。
いい塩梅に語り手が次々入れ替わる。気持ちいい人たちだ。
むろん男子ばかりだから、とても女子には聞かせられない話も飛び出す。そこがまたいいところなのだ。
今夜は、体調が芳しくない2人が参加出来なかった。
その2人も交えて第二回を企てることにした。
(左手前、寒川さん。右奥、小椋さん、右手前、氏家さん)