所沢で種まき | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

内外情勢調査会の埼玉支部に招かれ、所沢まで行ってきた。

所沢も横浜と一直線で結ばれ、ずいぶん近くなった。

 

内外情勢調査会の参加者は、政治家、行政マン、銀行マン、企業経営者など、社会の中核を担う存在が多い。こういう人たちに「嬉しいことばの種まき」をすると、話したことが広がる可能性を期待出来る。

ボクの席には、現役の市長2人と元国会議員が同席していた。

狭山市長の小谷野剛さんは、4年前の選挙で僅差で当選した。

46歳と若い。

「就任したての頃は、適切なことばが選べなかった。市民に厳しい現実を伝えながら、希望を抱いてもらえるようなことばを使いたいと思っている。改めて政治家が使うことばに意識を払わねばと思った」と言う趣旨の感想を聞かせてくれた。

 

政治家の方がいたから、絵本『二番目の悪者』を朗読した。

鵜呑みや無関心がいかに怖いことか。

自分の目と耳で見極めていないことは事実とはいえないと説く本だ。

この絵本は、かなり皆さんの心をつかんだようだ。

 

最近の厚労省の不正調査問題でも、大臣が陳謝することばに誠意がこもっていないと感じる。

本気のことばを話す政治家になってほしいと、本気で話してきた。

 

(左から入間市長の田中龍夫さん、ムラカミ、

元狭山市長で元衆議院議員の大野松茂さん、

現・狭山市長の小谷野剛さん、

飯能信用金庫理事長の大野孝男さん)