戸隠神社と善光寺詣で | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

一方的に、真友というには、おこがましいが、

ボクにとってはそんな存在だ。

友だちの少なかったボクに、この年齢にして初めて出来た真友だ。

何から何まで行き届いたホスピタリティー。

さりげない心配り。

批判や批評は、めったに口にしない。

人のいいところを見つけ伸ばしていく才がある。

何をやってもソフトでスマート。

すべて及ばぬことばかりだが、ボクの道標。

そんなクをいつも持ち上げていい気持ちにしてくれる。

いつも絶大な信頼を寄せてくれる。

何を話しても、聞き逃さず、程よい反応がある。

だから真の友なのだ。

 

真友・高野登さんが生まれ育ったのは戸隠。

その戸隠に案内してもらった。

神代の昔、天岩戸が投げ飛ばされ出来たのが戸隠山といわれる。

その山のふもとに、岩戸開きに功のあった神々が祀られている。

奥社には、天手力雄命(あめのたじからおのみこと)。

無双の神力で天岩戸を開いた神だ。

中社(ちゅうしゃ)には、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)。天岩戸開神楽を考案した知恵の神。

宝光社(ほうこうしゃ)には、天表春命(あめのうわはるのみこと)。

女性と子どもの守り神。

九頭竜社は、戸隠の地主神。水を司る九頭竜大神は、雨乞いの神。

火之御子社(ひのみこしゃ)には、天鈿女命(あめのうずめのみこと)。

天岩戸の前で艶やかな舞を披露した女神。

戸隠神社は、この五社からなるが、

このうち中社に正式参拝させていただいた。

戸隠まで来ると、雪もたくさん残っている。

静寂な荘厳な空気の中、ことさんが篠笛の奉納演奏をした。

 

そして、山道を下り、善光寺にもお参りをした。

今年も「御印文頂戴」を受けてきた。

善光寺如来の分身である3つの御判さん(御印)を

参拝者の頭上に乗せ、所願成就の証とする儀式だ。

漆黒の戒壇巡りもしてきた。

 

長野を代表する2つの信仰の場に詣で、

縁起のいい日になった。

なにより、高野さんといると、縁起のいいことばかり。

 

(いただいた揃いのマフラーをして。

マフラーブラザーズ)

(戸隠神社中社)

(戸隠神社奥社入口 2キロ先に奥社がある)

(善光寺)

(善光寺の文字に鳩が隠れている。

さて何羽?)