高野登さん主宰の長野寺子屋百年塾。
去年はゲストスピーカーとして呼んでいただいた。
今年は気楽に参加者の一員として
聴講するはずだった。
はずだったというのは、そうはならなかったのだ。
10周年を迎えた長野百年塾。
オープニングは、篠笛のことさんの演奏から。
高野さんが、去年夏に聞き惚れて、その場で出演交渉したらしい。
演奏を聴いていると、「風」を感じ、「龍」の舞が見える。
高野さんが、初めて演奏を聴いたとき、その場から動けなくなったというのがわかる気がする。
さて、高野塾長曰く「2020年は、変化と胎動の年」。
今年は、その準備を怠りなくする年という。
本を読み、人と会い、自分と向き合うことが肝要だ。
毎日食べているものが、その人の身体を作る。
いま聞いていることばが、その人の心を作る。
いま発することばが、その人の未来を作る。
まだまだ自分の底の浅さに気づくことが多い。
今年で、各地の百年塾をいったんクローズして、
自分磨きをしたいと宣言。
博多の歴女、白駒妃登美さん登壇。
彼女のことを、最近エッセイに書いたのだが、
自分のプロフィールを紹介するにあたって、
それを読んでほしいとリクエスト。それも2時間前に。
自分の書いた文章を人前で読むのは、いささか気恥ずかしい。
高野さん譲りの無茶ぶりだったが、喜んで引き受けた。
今年は、紀元2679年。
対立軸で考える西洋と違い大調和を良しとする日本人の感覚感性が、
いまこそ世界平和のために求められる。
そして、締めくくりのトークセッション。
高野塾長の無茶ぶりで、3人のまとめ役に指名された。
でも、無茶ぶりが嫌いでないムラカミは、おっとり刀で引き受けた。
「ことばのカタチ」が見えたら、使うことばも変わるはず。
3人が感じる想いからは、やはり「大調和」が見えてきた。
ことば一つ、音一つ、声一つ、すべてに想いを込めていけば、
変化と胎動も乗り切れる気がする。
締めくくりは、参加者全員が、今年の目標を色紙に書く。
ボクは、「磨く」にした。
さらにさらに、本を読み、人と会い、自分と向き合い、
自分を磨いていきたい。
(ムラカミの隣から、白駒さん、ことさん、高野さん)
(記念の笑点座布団2枚目)
(全員で今年の目標を書いた。
ぼくは、「磨く」)
(懇親会 360度自撮りカメラで)