いやはや、楽しかった～。
気心の知れた同志とのラジオ談義楽しかった。
今回初対面なのに気心が知れてしまったミュージシャンとのコラボも
楽しかった～
旧知のシンガーソングライター、リピート山中さんの発案で、
ステージ上にラジオスタジオを作り、架空の放送をするという
面白い企てにゲスト参加してきた。
岩国名物「茶がゆ」を放送局の名前につけた。
山中さんもラジオＤＪをした経験がある。
２人のラジオ愛は半端ではない。
ラジオの魅力を語り出したら切がない。
リピート山中さんの無茶ぶりが嬉しい。
「ジェットストリーム」の生演奏に乗せてのナレーション。
遠い地平線が消えて、
ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。
満天の星をいただく、
はてしない光の海を ゆたかに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる、
夜の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります。
日本航空があなたにお送りする音楽の定期便 ジェットストリーム
皆様の夜間飛行のお供をするパイロットは
きょうだけ、私、村上信夫です。
と、城達也さんになり切って心地よい。
余韻にひたっていたら、
今度は、これを野球実況調でとリクエストが来る。
ＮＨＫのスポーツテーマに乗せて、山口時代の高校野球実況を思い起こしながらまくしたてると、ジェットストリームが別世界へ飛んでいく。
さらに、これを「ひるのいこい」調でとリクエスト。
「山口県周東町の河郷忍農林水産通信員からのお便りによりますと・・・」と、いきなり長閑な田園風景が広がる。
次は、絵本朗読。
『絶望の濁点』に、アドリブで効果音楽が入る。
２度のリハーサル含めて３度目だが、毎回違う。毎回楽しい。
当意即妙、臨機応変のミュージシャンたちだ。
フラットマンドリンのボルケーノ赤木さん、
ピアノ％アコーディオンのフランシー堺さん、
二胡のＭｉＫｉさん、
ケーナの渡辺大輔さん。
みな、心ゆくままに音を楽しんでいる。
リピート山中さんは、ボクの著書『ラジオが好き！』を読んだり、ボクのラジオについての思いを聞いたりしたことからインスピレーションした新曲『あなたの味方』を作ってきてくれた。ラジオは感情の行き交う場所、身の置き所というボクの想いが満ちている。
不安に怯えるあなたにあげたい
独りじゃないと思える証しを
あたたの声に耳を傾け
そばにいるだけ
手と手を繋ぐだけ
ほかに何もない 魔法も薬も
わたしは今日もただ
寄り添うだけの あなたの味方
風が鳴く日も雨歌う夜も
こころの窓には 青空も呼べる
おはよう こんにちは おやすみ また明日
わたしは今日もただ
寄り添うだけの あなたの味方
寄り添うだけの あなたの味方
傍らで聞いているだけで泣きそうになる。
リピートさんの心根の優しさが滲み出ている。
会場の皆さんに事前アンケートをとった。
回答した方の集計で、
ラジオを移動中に聴くという人が圧倒的に多い。１０３人。
次いで、まったく聞かないが２５人。
時計代わりが１９人。
子守唄代わりが５人。
かつて聴いた懐かしのラジオ番組は、圧倒的に
「オールナイトニッポン」が多く２７人もいた。
岩国市周東町の周東パストラルホールに、
台風の中、来てくださった皆さんに感謝。
ちょうど、開演中、山口県を台風が通過したようだが、
雨風もひどくなく、被害の拡大もなく、感謝。
裏方一切を遺漏なく取り計らってくださった
河郷忍先生並びに河郷診療所チームの皆さんに感謝。
（茶がゆラジオ局のオープンスタジオ）
（絶望の濁点 朗読と音楽のコラボ）
（城達也になりきるムラカミ）
（本日のオールスターキャスト）
（チーム河郷診療所の皆さんと）
（山口時代の仲間を囲んで）
（サイン会 「ラジオが好き！」完売）
（河郷診療所 院長夫人自ら、茶がゆの準備）
（山賊名物 爆弾おむすび弁当）
（会場前にあるログハウスに宿泊）