大阪・心斎橋のとあるビルの一室。
RadiCroというインターネットラジオのDJたちが集まってきた。
クリエイターやデザイナー、画家、コーチングやプロモーションを生業にしている人・・・専門分野を持った人たちが、マイクの前に向かっている。その人たちを前に「ラジオ作法」の講習をした。
今回、「伝える」と「伝わる」の違い、
「話すとき」「聴くとき」大切にしていることについて、改めて考えてもらったが、みんなよく考えている。
わかっている人たちと語り合うのは、こちらも嬉しいし、気づきもある。
やみくもにマイクに向かっている人は誰もいない。
リスナーを置き去りにしない、リスナーの居場所を作るために、
「間」を大切にしようと伝えた。
「間」のことは、あまり意識していないようだった。
この「間」は、いろんな感情が入り込む隙間でもある。
結局のところ、ラジオは、想像力を巡らせながら、
喜怒哀楽を共有共感するメディアだ。
本気かどうかは、すべて声に現れる。
リスナーに「共感」してもらえるには、常に本気でいることだ。
ボクもみんなに伝えながら、改めて意識した。