あまもっくらな「ねずみ大根」~坂城リポート② | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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バラを堪能したあとは、

「おしぼりうどん食べにいきましょう」と誘われた。

「おしぼり???」のままついていった。

畑の中の一軒家。山羊が店番していた。のどか。

 

俳人、松尾芭蕉が更科紀行のなかで「身にしみて 大根辛し 秋の風」と詠んだとされているように、古くから坂城町の一部も地域で栽培され、親しまれてきた地大根(辛味大根)を「ねずみ大根」と呼ぶ。

首の部分よりも下の方が膨れていて、根の先端はねずみの尻尾のようにも見えることからその名がある。

坂城町は年間降水量が800mm程度と少ないため、野菜栽培に適しているとは言い難い。ただ、ねずみ大根は「鍬で耕せば、火花が出るような小石混じりの畑」が栽培に適している。他の土地ではねずみ大根本来の形や風味は出せない。

11月になるとねずみ大根自身が寒さから身を守るため、大根内部に澱粉質をさらに蓄えるため、辛さ以外にも奥行きのある味になる。

これが坂城町で俗にいわれる「あまもっくら」した味で、辛さの後からほのかに感じる甘さが特徴なのだ。この味を活かした食べ方は何と言っても「おしぼりうどん」に尽きるらしい。

ねずみ大根の絞り汁に味噌のほか、ネギ、かつおぶしなどの薬味を好みで入れ、うどんを汁に浸けて食べる。これが名物「おしぼりうどん」。

 

絞り汁だけ、ひと舐めしてみたら辛いのなんの。そこで教わった通り、味噌を混ぜると、けっこうイケル感じ。喉越しもよくスルスル入った。珍しいものをいただき、またまた講演前にエネルギー充電。

 

(店番のメェーくん)

(これがねずみ大根)

(蕎麦ではない。無漂白うどん)

(左上がめずみ大根のしぼり汁 味噌で辛み調整)

(十割蕎麦もあとから)

(水田は田植えが終わったばかり)

(ゆるキャラのねずこんと)

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