坂城はすバラしいところ | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

長野県坂城町に行ってきた(17日)。

坂城は、戦国時代の武将、村上義清ゆかりのところ。

武田信玄を撃破したことのある勇猛果敢な武将だ。

村上というだけで末裔気分で嬉しくなる。

 

新幹線を上田駅で降りて、車で北へ15分くらい。

ここは、かつて日本一「社長さん」の多い町だった。

470社ほどの製造業の会社があった。

バブル崩壊後、230社ほどに減ったが、

町内に「坂城テクノセンター駅」という名の駅があるほど、

いまも「製造業」が盛んだ。

 

そして、坂城といえばバラの町。

千曲川沿いにあるバラ公園では、つい先日10日まで、

ばら祭が開催されていて、期間中42000人の人出があったそうだ。

盛りは過ぎたとはいえ、まだまだ多くのバラが芳香を放っていた。

21000平米のバラ公園には、330種類、2300株のバラがある。

坂城は、戦前から切り花産地として全国に知られていたが、

昭和50年代から、バラ栽培に力を入れ始めた。

坂城は、なにごとも丁寧に「ものづくり」をするところのようだ。

 
梅雨の晴れ間。
講演前に美味しい空気を吸って、いい気持ちになれた。

 

(講演の橋渡しをしてくれた竹内正美さんと。

坂城町教育委員でもあり、高野塾塾生でもある)

 

(千曲川にかかる大望橋 465mもある。

主に子どもたちが通学に利用することから、

大きな望みという思いから橋の名がついた)