ジュディ・オングさんと、久しぶりに会った。
68歳らしいのだが、年相応ではないのだ。
形容することばを探してはみたものの、
「若々しい」としかことばが見つからない。
何をするにしても、ワクワクしている。
胸が高鳴り、心臓の音が聞こえてくるそうだ。
出来ないという否定形は使わない。
想いをことばや行動に表してみる。
自分の夢や意志に前向きに生きてきた。
何かを始めるのに、遅いということはない。
人生100年時代、これから自分の本当にやりたいことをする時代。
ジュディさんは、きょうがいちばん若い日だと思っている。
自分の吉日は先送りしない主義でやってきた。
6年ぶりの新曲「ほほえみをありがとう」をリリース。
キャリア43年の版画では、8月4日から名古屋で個展を開く。
人生に感謝をしながら、笑顔で夢を抱きながら、
明るく生きる姿勢は、同世代の励みだ。
台湾の両親は健在。
父が96歳。母は91歳。
母は、すべてにおいて潔い人。過ぎたことで悩まない。
父は、文学を愛するロマンチスト。
父から「悦巳悦人(えつみえつじん)」ということばを教わった。
ジュディさんは、座右の銘にしている。
人の喜びが自分の喜びになれば、世の中が幸せになる。
喜び集めも、若さを保つ秘訣かもしれない。
ジュディ・オングさんとの対談は、
月刊清流9月号に掲載予定。