ことば磨き塾は、ことばを大切に取り扱う場所だ。
ふだん無意識に使うことばを、かなり意識してことば選びして、
ことばと真剣に向き合う場所だ。
気を散らすことなく、一人一人のことばに集中する場所だ。
だからだろうか・・・
「2時間があっという間。15分くらいに感じられる」と、
嬉しい感想が聞けた。
新年1回目の東京ことば磨き塾。
前回に引き続き、「年末年始」をキーワードにした
塾長へのインタビュー。
自分の聞きたいことを聞くのがインタビューではない。
相手の話したいことを話してもらうのがインタビューだ。
前回も書いたが、「相手に身を委ね切ること」が肝心だ。
無理なく、気負いなく、距離感なく、接することが出来たら、
心の扉も開きやすい。
質問と質問の「すき間」。考える時間。
質問の「口調」。時にたたみかけ、時にゆったり。
単刀直入に聞くといいときもあるし、
なにげない話からしだいに本題に入ればいいときもあるし。
相手しだい。
インタビューは生もの。一筋縄ではいかない。
だから、難しいし、面白い。
だから、何度も何度もトライする必要がある。
塾のあと、新年会。
ここでも嬉しいことばが飛び交い、
ことばたちが弾んでいた。