消滅地方都市という穏やかでないことばがある。
少子化や人口流出に歯止めがかからず、
存続できなくなるおそれがある自治体のことを指す。
平成26年（2014）に日本創成会議が指摘した。
存続が危ぶまれる自治体は、
全国の市区町村のほぼ半数が該当する。
それらの自治体では、
2040年までの間に20～39歳の女性人口が5割以下に減少すると
推計される。ご多分にもれず、丹波市も消滅の可能性がある。
そうならないために、どうしたらいいのか・・・
市民参加型のシンポジウムが、
来年１月２８日（日）丹波市で開催される。
ボクが、そのコーディネーターを務めることになり、
きょう、その打ち合わせがあった。
男５人が顔を揃え、はやシンポジウムのよう。
実りある内容にするには、どうしたらいいのか意見を交わしあった。
ともすればシンポジウムは、
現状分析や課題の指摘で終始することが多い。
開催者の自己満足に終わることが多い。
未来への具体性のある道標を提議するものにしたい。
新たな農業の可能性、交流人口増加策、女性活躍の場拡大策、
認知度上昇策・・・パネラーそれぞれの観点からキーワードを示してもらい、議論を深めたい。
幸い、論より証拠の強力パネラーが集まった。
会場の参加者にも聞くだけでなく、
意見をどんどん言ってもらうようにしたい。
丹波市の消滅を食い止めるため、他人事に思わないため、
参加感のあるものにしたい。
市民参加型シンポジウム「丹波の未来を語ろう」は、
１月２８日（日）１３：００～ 丹波の森公苑大ホールで開かれる。
（シンポジウム事務局の皆さんと）
