京都ことば磨き塾も3回目。
すっかり和んだ雰囲気だ。
きょうは、塾長へのインタビュー。
みんなで考えたテーマは、「好きなこと&楽しみ」。
インタビューとは、インターをビューすること。
平たく言えば、心の扉を開けて、心の中を描写すること。
扉を開けるためには、キーが必要だ。
キーになることば、まさにキーワードを聞き洩らさないことだ。
使うことばを吟味して選び、相手を肯定する愛づちをうち、
全身を耳にして聞くことだ。
相手のことばを、鵜呑みにしないことも大事。
おかずを咀嚼もしないで飲みこむのではなく、
時間をかけてよく噛んで食べるように…。
あと、空白を恐れないことも大事。
空白は、互いの想いを巡らす時間。
その間に、ことばが醸成される。
話のスイッチが入る瞬間がある。
丁寧なことば使い。
さりげない突っ込み。
共感してもらえたとき。
笑顔。
愛づち…。
確たる理由はわからない。
スイッチが入ったら、あとはただ聴き入るだけでいい。
心の扉には、キーがなくても開くスイッチがどこかにあるはずなのだ。