大阪・門真にあるインターネットゆめのたね放送局には、何度か出演したが、
今回は、名古屋にある東日本チャンネルに出演してきた。
宝塚歌劇出身のまほろば遊さんの番組『夢の続きへ』に招かれたのだ。
まほろば遊・・・いい名前だ。名付け親は、演出家の野田秀樹さん。
大和は国のまほろば・・・素晴らしい場所を示す古語だ。
遊は・・・野田さんの「夢の遊眠社」からつけられた?とは、まほろばさんの分析。
華やかな世界を歩んできた彼女が、何も語らなければ、
度重なる病気と向き合ってきたなんて想像出来ない。
1989年に難関の宝塚音楽学校に入学直後、「下肢静脈瘤」の手術をして入院。
いきなり仲間に遅れをとったが、退院後、歌唱を磨き、無事「月組」に配属された。
97年に退団後、今度はバセドー氏病を患った。
2年くらいかけて治療し、快方に向かったと思った矢先、甲状腺に悪性腫瘍が見つかった。
だが、彼女は手術も放射線治療も選ばなかった。
声帯のそばだけに、万が一、歌えなくなったら困るから。
12年たっても、腫瘍は大きくなっていない。「音楽の力です」と笑って話す遊さんはスゴイ。
「いつまで歌い続けられるかわかりませんが、困難にあっても夢を持ち続ける気持ち、情熱を失わずに頑張りたい」と話す遊さんはスゴイ。
いつまでも夢の続きが見られるように・・・番組タイトルには深い意味があるのだろう。
番組は、彼女曰く、初めて台本なしで収録した。
楽しく語らい、「ひらがなの生き方」も交互に2人で朗読した。
放送は 3月18日(土)午後8時30分~。
インターネットラジオ局『ゆめのたね』
http://www.yumenotane.jp/
「東日本チャンネル♪」を選べば、世界中で聞ける。
まほろば遊さんとは、6月21日、名古屋でトークライブを開催する予定。
詳細は改めて。
(まほろば遊さんの舞台写真)