子どもたちが心を一つにした合唱の力には、何人も敵わない。
曇りのない澄み切った歌声に心洗われた。
クリスマスの夜。
「村上信夫のトークライブ」のゲストは、劇伴の女王として知られる城之内ミサさん。
ミサさんの母校である東邦音楽大学付属中学高校合唱部からも13人が参加してくれた。
そして、フルート奏者の高桑英世さんが客演してくれた。
高桑さんは、ボクのラジオの熱心なリスナーでもあった。
劇伴とはなんぞやということで・・・
ミサさんの代表的な作品から「3年B組金八先生」の挿入曲を聴く。
風になびく金八先生の髪や、生徒の中に潜む心の闇、冬の土手に射し込む夕日が
目に浮かぶようだ。
次に、ボクが歩いてみる。無音、哀しい曲、コミカルな曲の3パターン。
ボクの心中が、毎回違って見える。
谷川俊太郎さんの詩「おしっこ」に、即興で音楽をつけてもらう。
朗読に音楽が、音楽に朗読が、それぞれ共鳴、反響して、楽しかった。これぞコラボ。
会場の感想から・・・
「音と音、音とことばが会話しているよう」
「音楽のあるなしでイメージが180度変わることに気づいた」
「城之内さんの力強い演奏、高桑さんの切ない音色、村上さんの軽快なトークがよかった」
「愛にあふれたライブだった」
「クリスマスに心を浄化出来た」
「合唱で参加した12歳の息子に心地よい音が記憶出来たことだろう」
「世界で一番最高のクリスマスになりました」
(♪「サンタが町にやってきた」を歌う
東邦音大付属中学高校合唱団の皆さん)
(左から高桑英世さん、城之内ミサさん)