論語知らずの論語塾も12回目。早いもので1年経ったことになる。
1年もやれば、論語知らずと大威張りで言うのも憚られそうだが、
いやはや論語は深い。ゆえに、論語を知るなど、先が遠い話だ。
それにしても我らが安岡塾長は、見識深く、話に淀みがない。
昨日は、「信」をテーマに語り合った。
・1対1の時と、集団の中にいる時とでは、言うことが違う人は信じ切れない。
・合唱の練習中アクシデントがあったが、仲間を信じうまくいった。練習は裏切らない。
・娘のことで悩み、原因ばかり追求しているうちに信頼関係が壊れた気がする。
・初対面の人や、同じ価値観持つ人に信頼おけるようになった。
いったん不信感を抱いてしまうと、なかなか拭えない。
信頼を取り戻すのに時間がかかる。
夢中で無心で臨めば、自分も人も信じられる。
見えるものばかり信じないで、見えないものも信じると景色が変わるかもしれない。
疑うことを知らず、めったやたらに開いていた扉。
疑心暗鬼になり、めったやたらに閉じていた扉。
それが、時に応じて開閉するのがうまく出来るようになるのも、年の効かもしれない。
安岡塾長曰く「信頼とは、ことばの説明がいらない関係」と。なるほど。