805たんばの『たんば女性STORY』のゲスト、
今回は、旅する人、旅をしたくても出来ない人と、
好対照な2人を迎えた。
10月1日から、旅するパン屋「日和ブロート」をオープンする予定の
パン職人、塚本久美さん。
工房はあるが、店頭販売はしない。すべてインターネット予約販売。
同じパンは作らない。旅先で出会った食材を生かしたパンを作る。
20日間は丹波、10日間は旅という生活を続ける。
彼女とは、不思議な共通点がある。
同じ高校を受験し、ボクは不合格。彼女は合格。
就職試験でリクルート社を受験、ボクは不合格、彼女は合格。
26歳でパン職人になり、東京でパンを作っていたが、
今年3月、丹波にやってきた。
常に変化を求めている発酵人生だ。
彼女と話していると、時が経つのを忘れる。
片や、山南町の臨済宗正覚寺の寺庭(じてい)の村井陽子さん。
寺庭とは、文字通り、住職夫人として、寺の諸事万端を切り盛りする役目。
ゆえに、寺を空ける訳にいかない。泊りがけの旅をしたくても出来ない。
大阪・堺生まれ。高校で13年間、教師をしていた。
住職と見合いをしたことで、人生の舞台が教壇から寺に移る。
彼女の息抜きは、ポップオペラの歌手、藤澤ノリマサさんの歌を聞くこと。
以前は、コンサートにも通っていた。
ボクが丹波で開催していたイベントに彼を招いたときも、会場にいたそうだ。
いつか、お寺でライブをするのが夢。
そういえば、ノリマサさんもお寺の子だから、案外実現するかもしれない。
放送は、805たんばで、
塚本さんが、8月30日、9月6日、
村井さんが、9月13日、20日。
いずれも19:00~。
アンコールが、土曜日曜10:00~。
サイマルラジオを利用すれば世界中で聞ける。
書道歴20年の村井さん手書き)