丹波市春日町野上野(のこの)に地産地消のレストランが出来た。
今月7日にオープンしたばかり。
その名は「ゆめの樹 野上野」。
運営は、全国でも珍しい自治会法人。
野上野自治会が資本金5000万円を100%出資し、
社長には、自治会長の上山義英さんが就いた。
専務は、「やながわ」の柳川拓三さんが就いた。
6次産業化を図り、循環型まちづくりを目指す。
丹波の代表ブランドである栗・小豆、黒豆をフル活用して、
地域資源の付加価値を高める方策を具体化していく。
レストランは、その中核施設であり、モデル施設である。
ここで働くのは、もちろん地元の人たちがほとんど。
一人何役もこなしながら、いきいき働いている。
いまのところ6種類の定食がある。
「黒豆そうめんセット」をいただいた。
主役のそうめんは、三輪素麺と、吉野葛、そして黒豆が融合したもの。
なめらかなコシがあり、のどごしもいい。
9月中旬からは、栗そうめんも登場する予定。
黒豆餃子も絶品。黒豆、栗きん豚(最近人気上昇中、栗食べて育った豚肉)、
丹波山椒、丹波野菜が、ギュギュと詰まっている。
黒豆煮、栗佃煮、小豆味噌、黒豆刺身こんにゃく・・・
奇をてらわず、素朴な料理だが、口中福が広がる。
ボリューム感があったが、完食した。
これから先、県外からの団体客の誘致、丹波食材をアピールするイベント…
いろんな構想が広がる。
ゆめの樹に、どんな果実が実るのか楽しみだ。