文庫の末尾に、たいがい付いている「解説」を、初めて書いた。
鎌田實さんの『1%の力』が
河出書房新社から文庫として発売されることになり、
解説の依頼を受けたのだ。
鎌田實さんとは、もうかれこれ15年のおつきあい。
初対面は『がんばらない』が世に出た直後で、
まだ、そんなに鎌田さんの名が知られていないころだ。
以来、NHKの番組『いのちの対話』で、全国32ケ所を回った。
文化放送『日曜はがんばらない』も5年目。200回を超えた。
公私ともに、かなりの時間をともにしてきた。
ゆえに、ボクだけが知りうる「鎌田實」を書いた。
100%の力を注いで書いた。
ボクだから書けた「鎌田實」、
ボクにしか書けない「鎌田實」が書けたと自負している。
いつもいつも全力投球だと、息切れしてしまう。
1%の積み重ねがダイジ。1%だけガマンしてみるのもダイジ。
1%だけ習慣を変えるのなら出来そう。
テキトーに生きるのもいいが1%だけ真面目になるのなら出来そう。
カマタ流の生きるヒントが満載。
4日頃に、書店に並ぶらしい。
税別500円。ぜひ!