新大阪ことば磨き塾スタート | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

新大阪ことば磨き塾がスタートした。(25日)

まさに、新しい大阪の塾。

これまでの梅田サテライトから新大阪のビルに校舎?を移して、心機一転。

あえて「第一期」とした。新しい塾生も8人加わった。


嬉しいことばのシンボル的存在が「有難う」ということば。

熊本地震が起きて、「あたりまえ」の大切さが身にしみる。

「あたりまえ」を「あたりまえ」と思わないためにも「有難う」。

だが、「あたりまえ」と思うから、なかなか口にしない「有難う」。

一回目の昨夜は、

言いたいと思って言えなかった「有難う」、

言いそびれた「有難う」をテーマに「他己紹介」をしてもらった。

人生いろいろ、

短い時間にも関わらず、それぞれの歩んできた道を聞くことが出来た。

やはり、ボクもそうだが、

亡くなった父へ、母への「言えなかった有難う」が圧倒的に多い。


自分で語ると、感情が入り込みすぎて、シドロモドロになったり、

いささかおしつけがましくなったりする。

だが、第三者に語ってもらうことで、枝葉がそぎ落とされ、

「いいとこ取り」の伝わりやすい話になる。

自分で自分を茶化すタイプの人は、きちんと伝えてもらえる。

真面目すぎてしまう人は、面白く伝えてもらえる。

他己紹介には、いろんな相乗効果がある。

他己紹介を聞きながら、自己紹介に生かしてほしい。


みんなの話を聞いているうちに、

有難うが言えなかった人の顔が浮かんできたという人がいた。

さっそく、言い合いをしたままになっていた人に、

「あのときは、有難う」を伝えたという人もいた。

「有難う」を習慣化して感謝神経に磨きをかけていってほしい。



本日のオールスターキャスト

生真面目な平松さん(右)を面白おかしく紹介する西口さん(左)


完成されたトークの上田さん(右)とざっくばらんトークの桜井さん(左)




嬉しいことばに変換するのがうまいおかあさんペンギンの絵本

『ぼくは小さくて白い』を紹介するムラカミ塾長


懇親会は、会場から30秒の韓国料理店で