産婦人科医で、胎内記憶の研究者、池川明さんにお目にかかった。
以前からお会いしたかったが、ようやく対面が叶った。
医学の教科書では、胎児や新生児は、記憶力や思考力は未発達で、
目もほとんど見えず、色の区別もつかないとされている。
池川さん自身も、長い間、そう思っていた。
ところが、大きな間違いだった。胎児には素晴らしい能力があると気づいた。
臨床体験の中で、
「空の上から見ていたらね、このおうちに生まれたくて来たんだよ」
子どもは、明確な意志をもって、必要に応じて、意味があって、
生まれてくるという。
ラジオビタミンにも、そういうお便りが来たことがある。
池川さんは、
子どもたちが、明確なことばで、生まれた理由や過去世を語る場面に
何度も遭遇している。
「おなかにいるとき、包丁が入ってきて怖かった」と言われてから、
胎児に話しかけ断ってから、帝王切開するようにしている。
子どもが、この世に生れてくる目的は、
親を幸せにし、親を成長させるため。
そして、自分の天命を究め、人の役に立つため。
まさに深い縁あって親子となるわけだから、
「生まれてくれて有難う」「親にしてくれて有難う」なのである。
そのことに想いを巡らせていれば、親子の断絶、親子喧嘩はなくなるはずだ。