嬉しくないことばをあげて、それを嬉しいことばに変えていく。
みんなで意見を出し合いながら。
例えばこうだ。
【へた】→個性的。ユニーク。
【不器用】→じっくり。ゆっくりしてネ。
【のろま・ぐず・とろい】→おっとりしている。
【忘れっぽい】→また思い出せばいいよ。
【わがまま】→自由奔放。
【どんくさい】→そこが君の可愛いところだヨ。
【いらち】→テキパキしている。
【バカ(みたい)】→夢中になれる。
【いたの?】→気がつかなくてごめんネ。
【こんなことも知らないの?】→まだのびしろがあっていいネ。
【無理!】→もう少し頑張ってみようか。
【うるさい】→少し静かにしてくれるかな。
【ぼぉ~としている】→何を考えているのかナァ~。
嬉しいことばに置き換えると、
心に刺さった棘が抜けていく。
救いがある。温かみがある。
ことばをラッピングして、優しく包み込む感じだ。
いちばん意見が出たのが、【女のくせに】。
男女間の差別意識から不用意に男性が口にすることば。
言われた女性は、嫌な感情を引きずることになる。
まずは、こういうことばを言わないことだ。
人の容貌や体格、体調、男女の性差・・・
差別や区別、比較、思いこみで言うと、よくない。
みんなで絞り出したことばは「女性って大変だネェ~」。
宝塚で「宝のことば」が編み出せた。