新年最初の村上信夫のトークライブ。
ゲストに、アグネス・チャンさんを迎えた。
白のミニワンピースで現れたアグネスは、
本当に還暦!?と思わせる愛らしさ。
会場には、アグネスとともに年齢を重ねてきたファンの熱気が充満。
歌の合い間合い間に「アグネス!」と掛け声をかける姿からは、
青春プレイバックといった感がある。
アグネスが自分のブログに嬉しいことを書いてくれた。
「会場にいっぱいのお客様が悪天候の中で来てくれました。
和やかな雰囲気で、
たくさんの笑いと歌で素敵なライブでした。
小さな会場であまりライブをやったことがないので、
とっても新鮮でした。
村上信夫アナウンサーのトークは最高に面白かったので、
ナイスイブニングでしたね。
村上信夫アナウンサーが誘ってくれて実現出来たライブ、
本当にやってよかったです!幸せの時間でした!」
ボクこそ幸せだった。
ヒット曲「ひなげしの花」「草原の輝き」「ポケットいっぱいの秘密」を、
すぐ傍で聴けた。同世代だが、スターとして遠くから見ていたアグネスが、
こんなに近くにいる不思議。
前半のトークのテーマは「終活」。
死ぬまでにやりたいことを聞くと、あれやこれやがザクザク。
結局「死んでいる場合ではない」人が多い。
そう、いかに生き切るか。
自分のやりたいことをやり抜く人生を送れるか考えるのが「終活」なのだ。
シモンズの「恋人もいないのに」をアグネスと歌いたいという人がいた。
ステージに呼び出し、アグネスに無茶ぶりしたら快諾。
8歳の時から42年間のファンだという女性の上気した顔を見て、
会場の方々もともに感動を味わった。
後半は、
ギターの弾き語りで香港でのデビュー曲「サークルゲーム」からスタート。
その1曲だけと思っていたら、
ボクがリクエストしたものの、諦めていた「あの素晴らしい愛をもう一度」を
サプライズで歌ってくれ感激。
そこから話のテーマは愛。
途上国や紛争地を訪問した時の写真を見ながら、
アグネスの無償の愛を受け止めた。
そして曲は・・・
夫への愛の想いも込めた「プロポーズ」。
「そこには幸せがもう生まれているから」。
冬来たりなば春遠からじ 闇が深いほど 夜明けは近い
人生は幸せになるためにあるから・・・いい歌詞だ。
そして、アンコールはアカペラで「帰ってきたツバメ」。
やっぱりアカペラはいいなぁ。
会場の皆さんの反応。
「人生に潤いが増えた」
「アグネスの生きるパワー、行動力、思いの深さ広さに感心」
「語りかけることばが胸にしみる」
「ことばに力強さ、温かさ、説得力がある」
「愛や命を考える夜になった」
「距離が近いのでドキドキしていた」
「幼いころの自分に戻れた」
「そのままのアグネスを知ることが出来た」
この日、アグネスは、新年に入って歌い始め。
まだ体調が万全とはいえない中、
明るい表情で、「いい気」を送ってくれた。