話を聞くと書いてわもん(話聞)。
「聞く」を入り口とした自己修養法で、生き方を深める修行をしている、くろちゃんです。m(_ _)m
8月3日、黒帯心徒塾の後、彦根に移動して、てんつくマンとやぶちゃんのコラボセミナーに参加しました。
ガチ聞き三番目の女性の話です。
「頼れない」第一声です。
壇上に上がった時から涙しています。
なんでも自分でやってしまう、また周囲もそれを期待する。
期待に応えてしまう自分がいて、誰も助けてくれない。
「助けて欲しい」と叫びました。
言葉だけを聞くと、本当に自分の心の声を吐露したような言葉です。
しかし、やぶちゃんはこの言葉には騙されませんでした。
騙されないとは、ネガティブな意味ではなく、もっと素晴らしい本当の音、本音があると信じきっているという感じです。
「助けて欲しいが外に向かって発しているんですよ。自分の内側から出ている声ではないんです。もっと自分に潜ってください。さぁ行こう!」
最終的になんでも自分でやろうとする自分、また自分の出してる音が周りをそうさせているということに気付き、これからは周りにお願いできることはお願いするという心の声を聞くことができました。
助けて欲しい、助けてもらう言葉の意味は同じでも、その音を出した意識層が違います。
聞いてもらった女性は、ずいぶんスッキリしたのではないでしょうか。
さて、今日の気付きですが、「感じた違和感を信じきる」です。
「助けて欲しい」この言葉を彼女が発した時、僕自身も違和感を感じました。
しかし、普通はその言葉が出たら、そこが本音だと思ってしまい、「そこをもう少し」と言ってしまいそうです。
しかし、やぶちゃんは「助けて欲しいが外に向かって発しているんですよ。自分の内側から出ている声ではないんです。もっと自分に潜ってください。さぁ行こう!」としっかり告げて、話を前にススメます。
僕だったら今感じた違和感を信じられただろうか?と思いました。
違和感は感じました。そこはよかった。
問題は、それを信じ切れるかどうか。わずかな違和感を感じた時に、言葉に騙されずに信じきる。
そこが現時点まだ甘いと感じました。
現場で、もっと磨きながらこの感覚と自分を信じきる力を手に入れたいと思う今日この頃なのです。
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