病気や怪我で入院した時に備えて
保険に入っている日本人は多いです。
「何かあるかわからないから。」
「高齢になると病気がちになるから
保険でカバーしておけばいい。」
「友人が保険のセールをやっていて
進められるままに入ってしまい、
見直していない。」
こんなケースが多いですが、
果たして本当に必要か
考えたことがありますか?
多くの場合、実際にかかる費用が
イメージできないことから
保険に入っているケースが多いと感じます。
生命保険文化センターが実施した「生活保障に関する調査」(個人調査)によると、
年間払込保険料(個人年金保険の保険料を含む)は男性で平均23.4万円、女性で平均16.8万円となっています。
月額にすると、1・5万~2万になります。
結構な額ですよね。
これが二人以上の世帯調査によれば、
世帯あたりの年間払込保険料
(個人年金保険の保険料を含む)は
平均38.2万円となっています。(平成30年度)
上記は医療だけでなく個人年金や生命保険など
全てを含めた保険金額の平均です。
医療保険だけを切り出したデータ
はありませんのである仮定で入院した時の
事例と比較してみます。
40歳男性が、終身の医療保険に加入、
月額4,000円(入院保障1日1万円)
70歳で肺炎を患い、1カ月入院することになったとします。
この場合、
入院までに払う保険費用は、
4,000円/月×12カ月×30年=144万円です。
これに対し支払われる保険金は
1万円/日×30日=30万円となります。
では入院に関わる費用が
どうなるか見ていきます。
私の父の事例ですが、
27日間入院した時には、食事代含めて
約13万円かかりました。
(個室利用なし、高額療養費の限度額適用後
の金額です)
これには入院時の服代が含まれておりません。
父の場合、リースで契約し1カ月約2万円かかりました。
27日間の入院はほぼ1カ月とみなせるので、
単純に考えて入院費用は13万円+2万円=15万円です。
入院に備えて保険に加入すれば、
保険で対応できる金額です。
但し、それまでに払い込んだ費用総額と
利用額の関係で見た時に
実質的に払った費用は、
144万円+15万円-保険金受取30万円=129万円となります。
これを見てどう思いますか?
こんなことを思うでしょう。
「100万も払って戻ってこないなら
保険に入らずに100万貯めておきたい」
「70歳より前に入院する可能性もあるはずだから、それに備えたい。」
「もっと大変な病気にかかったら
更に医療費がかかるので備えたい」
「もし若い時(60歳より前)に1カ月入院することになったら15万払う余裕がないので保険に入っておく」
1カ月15万円は、ある実例での目安なので、
治療内容によっては、医療費が+でかかってきます。
結局はどこまでの医療費を想定し、
現金で対応するか、保険で備えて支払うかですが、
100万円あれば、たいていの場合
カバーできることがわかります。
あなたはどちらを選びますか?
会社員から始める資産の増える土台の作り方に
興味のある方は是非メルマガにご登録くださいね。
登録頂いた方には、
便利な、資産の増える50の打ち手(チェックシート付) PDF
を無料でプレゼントしています。
メルマガ登録はこちら↓