吉岡慈夢さんユダの青さにやられた❗「ジーザス・クライスト・スーパースター」(３月３日マチネ)

こんばんは

深夜投稿です。

昨日はひな祭りでした

うちの子は息子なので、特にひな祭りらしいこともせず。

さて、ひな祭りの日曜日。

行ってきましたよ～❗

２回目の

ジーザス・クライスト・スーパースター。

自由劇場のブドウの装飾、ステキです。

３月３日のキャスト。

さらにアップ❗

キャストがシャッフルされて、先日は拝見できなかった方もたくさんいらっしゃいました。

ユダとして今期デビューされた吉岡慈夢さんをとっても楽しみにしていました。

先着先行でgetした

５列上手サイド。(実質３列目)

先日と似たようなお席。

けっこう端ですけど

スーパースターのときの、ユダのお立ち台❔みたいな場所が目の前でした

２回目のジーザスも

やっぱり

素晴らしかったです

先日のレポでジーザスデビューの衝撃を

熱く語りました

加藤迪さん👑

このときももちろんすごかったけれど↓

『加藤迪ジーザス鮮烈デビュー❗「ジーザス・クライスト・スーパースター」(２月１８日マチネ)』

今日は、なんだか固さがとれてきて、歌声も先日観たデビューの日よりも断然伸びやか。

「ここは私の祈りの場だ～❗」の前の、神殿での絶叫…めちゃくちゃ響いてました❗

迪さんの声って、独特の艶感で、本当に品がありますよね…うん。

パッと見たビジュアルだけでは、迪ジーザスは神々しさは感じない、地味な普通の青年なんだけど…。

歌い初めてから、なんだかとたんにノーブルになるのは…なぜかしら。

本当に音大出身でなくて、この歌声は驚異的。

四季に入ってから実践でコツコツ磨き上げた歌声なんですね、すごい。

ゲッセマネは、デビューの日のような、片目から流れる静かな涙は無かったのだけれど、

見てくれ　私の死にざま～

からはトップギアに入った歌声に、完全ノックアウト❗

そして、やっぱり迪さんの表情にやられる。

死にざま～からの表情は、本当に神様に喧嘩でも売ってるのか…というくらい、清々しい開き直りと決意に満ちた精悍な顔つきなんだよな…。

最後の晩餐でユダと決裂したあとに座り込む迪ジーザスが目の前でして…。

使途たちの優しい歌声をバックに、悲しみに満ちた迪さんの顔にこれまた泣けました。

ピラトに尋問されるとき…そしてヘロデの前に出されたとき。

どんどんどんどん無口になっていくジーザス。

地味な青年。最初に全く感じなかった神々しいオーラが、静けさと共に最後に向けてどんどん増して、そっと光を放つような…。

最後の磔になったときは、彫刻のような美しさ。

迪さん…細い…

普通の無力な青年が、哀しみに研ぎ澄まされていくような、そんな痛みを感じるジーザスでした。

CATSのマンカストラップが大好きでしたが、ついにここまで来たか…と、なんだか感無量でした。

先日も、レポを上げましたが

『新キャストも続々デビュー。「ジーザス・クライスト・スーパースター」２月１８日マチネ。』

先日レポしてない方で気になったのは

玉木隆寛さん。

司祭２は民衆たちへのスパイ枠、だからあんな服装なんですよね。

リトルマーメイドの王子様だったはずやーん、この方。あの爽やか王子はどこに行ってしまわれたの…

爽やかさは微塵もなくて(誉めてますよ)

めっちゃ陰謀に加担していたし

神殿では、めっちゃ悪そうなお顔で、商人たちとあれこれやり取りしてお買い物されておりました。

劉昌明さん。

かなり前にスキンブルシャンクスを拝見しています。整ったお顔だち。ヘロデ王の扮装だと、なんだか京劇役者のような美しさ。

歌声はもちろん素晴らしいので、もっともっとクセの強さ、ヘロデの退廃的な雰囲気を出してほしいな…と思いつつも、やっぱり惹き付けられるパフォーマンスを見せてくれました。

武智正光さん

アンサンブルの方たちは、みんなあの服装とメイクで全然見分けられなかったのですが、唯一見つけられました。

めちゃくちゃ立派なお髭。

冒頭、迪ジーザスと、長らく手を握っていました。そしてパワフルに石も投げてました❗

そして

今日はとにかくこの方がよかった。

吉岡慈夢さん👑

うん。いい。すごくいい。

好きでしたね、彼のユダ。

吉岡慈夢さんは、もともと新国立劇場のバレエダンサーだった方で、四季に入ってから歌を本格的に磨かれた方ですよね。それなのに…。

なんて、ステキな声なのでしょう。

びっくり。

私はタンブルブルータスをやっていたのを何度か観ています。あと、アラジンのアンサンブル。

写真探したら出てきました❗

タンブルブルータス↓

アラジンのアンサンブル↓

迪さんジーザスといい…四季の「役者をコツコツ育ててきた」姿勢が感じられる今期のジーザスのキャスティング、攻めていてとってもいいですね。

私は冒頭に苦しみ悶えるユダの姿を観たときに

うん、いいぞ

と、確信しました。ダンサー出身だけあって、まあ、悶えて伸ばしたユダの血管の浮き出た腕、苦しみもがいて止まる瞬間の美しいこと。

(観てるの…そこ❔←我ながら突っ込みたくなりました。たまに私の視点…ずれてる。)

苦しんでるときのお稽古写真見つけた↓

そして…とにかく、若い。青い❗

ジーザスを狂ったように好きで、青さみなぎる危うさが、心に迫りました。

歌声はさすがに佐久間さんほどの気持ちよくスコーンも響く感じはまだなくて、ちょいと苦しげなときもありますが、お役の持っている危うさとリンクして、その魂の叫びのようなものが、私は逆に胸をびしびし打ちましたよ、うん。

最後の晩餐でジーザスと決裂するときの

わたしは理解ができない～🎵

に、なんだか泣けちゃいました。

わかりあえない２人の感情が、ぶつかり合い、砕けていくのが切なくて。

そして、自殺の前の斜面ゴロゴロも…めっちゃ速い…❗キレッキレの動きに釘付け。

最後の

スーパースター🎵

慈夢さん、バレエダンサー出身だけあって、めちゃくちゃ細マッチョなんですね。何せユダのお立ち台が目の前でしたから、あの黒いゴツゴツのお衣装からみえる引き締まった胸板が何せセクシー

でして、一生懸命観察しつつ歌声に酔いしれました←またまたしょうもない感想

シャウトもけっこう攻めていて、うん、いいぞ～もっとやれ～❗と、ワクワクしながら観ていました

CATSで知っていた方ですが、こんなに歌う姿は初めてでした。

新しい魅力に触れると、とっても嬉しくなりますね。またまた楽しみな役者さんに出会えました❗

オマケ。

幸せな余韻に浸りつつ

地元の喫茶店でコーヒータイム☕

自由劇場のショップで

くまちゃんたちを買って帰りました

薄茶色の子がマチーネ

濃い茶色の子がソワーレ

というそうですよ。知らんかった

とりあえずマチネ観劇だったから

マチーネと舞台写真✨

さて

夜も遅くなりましたね。

来週もステキな一週間となりますように。

そろそろ寝ます。

おやすみなさい