こんばんは星空星空星空
行ってきました。
ジーザス・クライスト・スーパースター❗
新ジーザスである
加藤迪ジーザス誕生の瞬間を見届けて参りました。
鉄は熱いうちに打て、とばかりに
強火のチャーハンはパラパラのうちに食べたい、とばかりに←意味がわからん絶望絶望絶望
このレポは何としても大急ぎで書きたいと思いました。
これは、早く…早く…。
多くの人に、知らせたい❗
大急ぎですから、いつも以上に乱文ですが、お許しを。
自由劇場の入口って、素敵。

反射できれいに撮れない…。

本日の、キャスト❗
ジーザスデビューの方がたくさんいらっしゃいます。

ホントにジーザスだ❗

自由劇場は、この照明が、温かみがあっていいなあと思います。ほっこり、隠れ家のような美しさ。

今日のお席は
4列上手。
(実質2列目)
とはいえ、いちばん通路側でしたから
ほぼセンター。先行抽選で当てた、びっくりするほどよいお席でした。
「スーパースター」のときの、ユダのお立ち台的な場所が目の前にありまして、どうしようかと思うくらいの近さでした。
気を悪く~しないでくれ🎵
このときの
佐久間さんの悪そうな顔を満喫させて頂きました。

さて。感想、行きますよ。
(まだ、開幕3日目、今日は新キャストデビュー、初日組がたくさんいますし、迪ジーザスの詳細をまだ知りたくない方はここでお引き取りください。)
いやーあっぱれ✨
迪ジーザス
爆誕でした不安不安不安
この瞬間に立ち会えたことに、感涙を禁じ得ませんでした。すごい。
迪さん…藝大、音大などを出ている訳ではないのに、子役上がりでもないのに、あの歌声とは。
すごすぎる。本当に、すごい。
(音楽系の大学は専門的な声楽を学べますし、子役上がりの場合は小さいころから鍛練を積んでいますけど、やっぱりそういう人って「親」の力も大きいと思うのです。そうした環境に身をおけるのは、親の意識や財力も物をいいますものね。もちろん、どんなに親が熱心で環境が良くとも、本人の努力がないと活躍は出来ません。私だって、声楽出身や、子役出身のミュージカル俳優さんたちで好きな方はたくさんいます。(いちばんご贔屓の田代万里生くんは藝大出身ですしね。)でも、そうしたバックボーンがなくても、舞台に出続けることで、確実にキャリアを積んだからこその、加藤迪さんの雑草魂的な感じが、私はすごく好きです。四季ではない役者さんの中で、平方元基くん、浦井健治くんはそういう感じがするから、応援したくなるのです。←話がそれました)
四季でコツコツ、実力をつけてきて、満を持してこのお役なんだな、ということがよくわかりました。あっぱれです。

とはいえ。
正直ね、最初出てきて民衆の手を黙って握っているときは、神永さんみたいな
高貴な美しさ
みたいなものは、感じなくて。
(ごめんなさいね。迪さん、大好きなんですよ。でも、感じないものは感じないのよ。)
何せ神永さん、彫刻みたいにお美しいから。
手を握ってるだけで、発光ダイオード内蔵しているみたいに、凄まじいオーラだった神永さん。いやー、比べちゃダメだけどさ。
こりゃー、自分の中で、迪さんへの期待値を上げすぎたか…❔と、ハラハラしていたんですよ。
そして、緊張の一声。
なーぜ、知りたい、思い煩うなルンルン
うん、いいぞ。いい。美しい。
澄んだ、艶っぽい声。歌いはじめてからは、最初の心配は杞憂に終わりました。
すごい。
いいじゃないか拍手拍手拍手拍手拍手
そうなのよね
迪さんのジーザスは、ビジュアルとしては神永さんよりも、とっても人間らしい。ホントにふつうの、青年。


そして…。迪ジーザスは何せ
芝居がよい。
オペラ座のラウルも、CATSのマンカストラップも、やっぱり芝居がよかったなあと思い出しつつ。
マリアの守山ちひろさんとのならびも美しくて、香油を塗られるシーンとか、うっとり眺めてました。
そして、迪ジーザスの芝居がしみたのは、最後の晩餐のときの、ユダとのやり取り。怒りと悲しみの表情に、鳥肌止まりません。
そして。
ゲッセマネ。
ちゃんと…歌えるのか…❔
あの、ハイパーロングトーンに…。
耐えうるのか❔
もはや、曲が始まってからは
こんな手で祈る、2列目の私。↓↓↓


がんばれ。
いやー手汗かきまくって観てました。
すごい⤴️⤴️
迪さん…本当に今日がジーザスデビューなんですか❔もはや…3年ぐらい、やってませんでしたか…❔っていう位の完成度。
そりゃね、ロングトーンに神永さんほどのパワーは、無いですよ、うん。(充分すごいけど)
でもね、何せ
芝居がよい。
歌がちゃんと芝居なの。
やっぱりミュージカルって
「芝居として歌えるか」が、めちゃくちゃ大事だと思うのです。そこが迪さん、素晴らしかった。
身も心も~疲れ果てた🎵
ここで、迪さん、「疲れ果てた」に入る前に、悲しく伏し目がちに小さな吐息を漏らしました。
この吐息に私、やられました。
そして、片目からはらりと流れる
一筋の涙。
何と美しいことか。
私も涙が止まりませんでした。
飲み干そう~この杯を~
からは、決意に満ちた精悍な顔つきに。
一曲の中に作り出すドラマ。芝居歌。
圧巻でした❗
ホントに初日だったのですかね、迪さん。

(やっぱり、新キャストで「初日」を開けるというのはこういうことなのだよ。見本のような素晴らしさでした。しっかりしろ、東宝…と、某舞台で初日が開かなかった東宝の大失態がふっと頭をよぎりました。ずさんな計画。楽しみにしていた原作ファン、キャストのファンに失礼というものです。)

ムチで打たれるときは、迪さん白目のまま固まってて…あの表情、かなり研究したんだと思います。前に尾上右近くんが歌舞伎の演目によっては、目玉を黒目だけ動かすことがあって、黒目の位置を左右変えるから、鏡の前で何度も練習してる、っていう話をしていたけど、迪さんもそんな感じで。白目が固まってて、黒目が上でキープされてることがあって、ホントにすごかったの。
歌声はもちろん素敵だったけれど

何せとにかく芝居にやられた迪ジーザスデビューの1日でした。
カーテンコールの拍手もすごかった拍手拍手拍手
迪さん、最後は1人で、ステージ奥の丘みたいなところでにこやかに手を振って去っていきました。きっとこれからもどんどん磨き上げられて、さらに良くなっていくでしょうね。楽しみです。
新キャストでデビューされた方もたくさんいましたが、この記事も長くなってきたので、迪さんジーザス誕生の感動でここは〆たいと思います❗他のキャストのことは、別記事にしようと思います。
おうちでまったり、コーヒー☕を飲みながら一気にこの記事を書き上げました❗

主人が法事に出まして、そのときに義姉がくれた広島のお菓子。
からす麦クッキー🍪
アンリ・シャルパンティエのフィナンシェといっしょに。
さて。いいものを観た。
余韻とともに、晩ごはん作りますね。
では~バイバイバイバイバイバイ