緊急事態がやる気をつくる!?恐怖の神「デイモス」の仏性 | 凡人だから覚れるブッダの教え

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ツヨシ「東京だけでなく、大阪にも緊急事態宣言が出されるみたいですね。」

 

仙人「ああ、今が緊急事態だから、仕方ないんじゃないか。」

 

ツヨシ「う~ん。でも、よけい不安になってきませんか?

 

仙人「不安ねぇ。人間は不安がるように出来ているんだよ。

 

ツヨシ「それって、どういうことですか?」

 

仙人「ああ、人間は元々怖がりなんだ!コロナのように未知のものには、過剰なほど恐怖心をもつように出来ているんだ。だから、人間は絶滅しないで生きてこられたんだよ。」

 

ツヨシ「そうなんですか。」

 

仙人「古代ヨーロッパでは、地球は球体ではなく平面だと考えていた。そのため、「水平線の端まで行くと崖になっていて地獄に落ちる」と言って、危ないから舟で遠くまで行かないようにしていたそうだ。」

 

タレースは平面状の大地が丸太のように水面に浮かんでいると考えていた。アナクシマンドロス(紀元前550年頃)は、大地は平べったく円状の底面を持った短い円筒だが万物から等しい距離に存在するために安定していると考えていた。ミレトスのアナクシメネスは「大地は平面であり空気に乗っている; 太陽や月や他の天体と同様に。それらはみな燃えており、平面状であるがゆえに空気に浮かぶのだ」と考えていた。コロポンのクセノパネス(紀元前500年頃)は大地が平面であり、その上部は大気に触れていて下部は限りなく下に伸びているものだと考えた。

 

ツヨシ「へえ~、そうなんですか。日本人も同じように平面だと考えていたのですか?」

 

仙人「日本人の場合は、16世紀後半まで地球という概念がなく、日本だけが地球だと信じていたんだ。だから、(交易のために)元寇が来たときには、貿易をしたこともない日本人は、戦うしか方法がみつからなかったんだ。

 

宣教師フランシスコ・ザビエルはその報告において、日本人は地球が球体であったという事を知らなかったと報告している。その後マテオ・リッチの坤輿万国全図が伝わり、南蛮図屏風などで円形の地球が描かれるようになった

 

ツヨシ「コロナと一緒で、未知のものにパニックになったのでしょうね。」

 

仙人「ああ、今から10年後には「あの頃は無知だったなぁ。」と言うだろう。でも、恐れることは一概に悪いとは言えない。蒙古襲来は、わざわざ台風の時期に日本にやってきたから、遭難して壊滅的な被害を受けたんだ。」

 

1281年6月、元・高麗連合軍の軍船約900隻、兵約4万が再び博多港へ押し寄せました。南宋を出港した第2陣(江南軍)は7月中旬以降に連合軍に合流し、博多湾に攻め込もうとした矢先、台風による暴風雨に遭遇してまたもや壊滅的な被害を受け、撤退しました。

 

ツヨシ「日本が強かったのではなく、台風をも恐れなかったことが蒙古の失敗だったのですね。」

 

仙人「そういうことさ。台風の時期じゃなく、春にやって来たら蒙古軍は、日本を侵略したたかもしれないんだ。」

 

ツヨシ「とういうことは、何でも恐怖心をもたないとダメってことですね。」

 

仙人「フフッ、それもダメなんだ!たとえば今、自営業をしているとしよう売上が落ち込んでいるから、新規の事業計画を始めないといけない状況にある。ツヨシだったら、どういう風に対処するかい?」

 

ツヨシ「ええ、ここで問題ですか?ボクだったら、新しいことをやるのはリスクがあるから、様子をみます。」

 

仙人「様子かぁ。人は自分を守るときには「様子をみてから」と言うものだ。ところが、時間は止まらない何もしない間に、どんどんと体力が奪われて行く。それなのに、いつまで様子を見るつもりなんだい?」

 

ツヨシ「う、うん。。いつまでって言われても。」

 

仙人「だろ。人は新しいことをやるのが恐いものさ。ところが、本当の脅威は何もしないことなんだ!何もしないと、やる気がそがれるだけでなく、怠惰が習慣になるからさ。

 

ツヨシ「何もしなかったら、怠け者になるってことですか。じゃあ、リスクがあってもチャレンジしろってことですか?」

 

仙人「そうじゃない。現実を直視することが大事なんだ。(何もしなかったら倒産する)今が緊急事態なんだ。だからといって、リスクの高いことをやるのはギャンブルだ。

 

ツヨシ「じゃあ、お手上げじゃないですか!」

 

仙人「興奮すると思考停止になるぞ。冷静にならないと智慧は浮かばないからな。」

 

※冷静になる一番の方法は、神仏に手を合わして願うこと。仏さまや神さまは、信じる者をほっておかない。

 

ツヨシ「。。すみません。」

 

仙人「(空の)脳は、良い考えも悪い考えも選別しないでため込むんだ。それなのに、興奮すると煩悩を発生させてしまい、自分が何を考えているかも分からなくなるんだ

 

ツヨシ「今のボクがその状態ってことですか。」

 

仙人「ああ、そんな状態で、良い考えなんか浮かぶはずがない。まず冷静になれ!そして、次にやるのは、「頭の中の思考と感情」を紙に書き出すんだ。そうすることで、自分が何を考えているのか冷静に見えるようになる。」

 

マインドマップ…トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法である。頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。

 

ツヨシ「マインドマップですね。それなら知っています!」

 

仙人「知っているのと、やるのとは違う。知っていてもやらなければ、後悔だけがたまるから、知らないほうが幸せかもしれないからな。」

 

ツヨシ「そんなに、いじめないでくださいよ。」

 

仙人「すまん、すまん。今がツヨシにとっての緊急事態だからな、甘やかすわけにはいかない。」

 

ツヨシ「ありがとうございます。です!!」

 

仙人「ふっはっはっはっ」

 

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【今日の学び】

 

★緊急事態は今だ!
→恐怖は最大のモチベーション。

※恐怖の神「デイモス」は大日如来の化身である。

 

☆仏に手を合わすと冷静になり、心を観照できる。

 

★マインドマップを書くと、客観的な知恵が出る

→目標・目的を明確にする

 

☆1、今できることを実行する

  2、毎日コツコツとやることを習慣にする

  3、小さな積み重ねが、大きな事業を実現する!