衛星劇場で放送していた「成化十四年~都に咲く秘密」原題「成化十四年」全48話見終わりました。
この作品、とっても面白かったです お勧めです
ネット小説が原作で成龍(ジャッキー・チェン)さんがプロデュース
明王朝時代、順天府の推官の唐泛(官鴻グアンホン)と錦衣衛の隋州(傅孟柏フー・モンボー)がそれぞれ事件を調べていて出会い、そこに陛下の信任が厚い太監で西廠督公の汪植(劉耀元リウ・ヤオユェン)が加わり、数々の難事件を解決していきます。
唐泛は美味しいものが大好きで武術は全然できないけど超賢い キャンキャンしながらも時には鋭く人の心を読んできます。
隋州は戦争で心に傷を負いながらも料理することが心のバランスを保つ手段なのかな。彼は超強くて誠実
汪植は幼い頃から皇中で生き残るために身をもって学んできた宦官、若いのに冷静沈着、冷酷なこともし、善悪だけでなく上手く収める術を知っているグレー的な人。万貴妃(賈靜雯アリッサ・チア)と陛下にはとても忠実。そんな彼が使うのが孤児たちと言うのも面白いです。
とにかく唐泛が1番賢いけど、他の二人も凄く賢くて、だから事件の解決に苛立つことなく楽しめ、それぞれの事件も人の心の奥底を見事に描いているので面白いです
彼らのキャラも最高ですが、彼らの周りの登場人物のキャラもみんな凄く面白くて演じる役者も
唐泛と隋州と一緒に住んでいる少女冬児は凄い記憶力
唐泛と隋州が仲たがいした時は凄く必死で健気で・・・演じているのは黃楊鈿甜ちゃん。「楚喬伝」「聴雪楼」など数々のヒロインの少女時代を演じている子役さん。
彼らの友人の裴淮(毛毅マオ・イー)は医術の腕が最高 唐泛の姉とのロマンスも描かれて
オイラトのドゥルラと唐泛の淡い恋心も描かれて、でもあー、ドゥルラが
そして汪植の部下の丁容、彼は見るからに悪役ぽっかたのですが、医術から爆弾まで幅広い知識で何でも出来て凄いんです
でもでも彼が最後に・・・ でも汪植との関係はそう簡単には切れないわよね
陛下もなかなか素敵
こんな彼らが事件を解決していくから面白いのです
そして最後、謀反を企てるのが李子龍(王茂蕾ワン・マオレイ)
演じているのが「瓔珞」の袁春望役や「コウラン伝」の嬴柱役の王茂蕾さん。今回も見せてくれますよ
彼との戦いはとってもハラハラドキドキ、今までのように上手くいかない それぞれが命がけで、いったいどんな策で解決するの と釘付けになりましたが、最後は策と言うよりそれぞれが命がけで必死だった・・・人間ドラマになっていたと思います。
そんなに出番はなかった万貴妃は陛下のために戦い、皇太后は万貴妃と不仲だったのに協力してくれて・・・冬児が陛下に伝言しに行くなんて
青歌も唐泛の言葉に・・・謀反はもちろん、防げますよ
唐泛が美男で、隋州がカッコ良くて、汪植が人として1番興味をそそられて、とにかく登場人物も演じる役者も良くて謎解きの中に程よい笑いとほっこりする温かさがあって、それだけではなく人の真髄も見事に描かれていてとても楽しめた作品でした
機会があったら是非見てください