始まれば終わるこの人生(みち)の
終わりの途中に何ができるだろうか
産声をあげてこの世に生まれた脆弱な僕たちは
手探りで見えない糸を引き寄せては
泣き 笑い 怒り 哀しみ繰り返し
気づけば幾度も季節を重ねて大人になり
いつしか夢と現実の境界線を行ったり来たりしている
自分が何者なのか答えを出せないまま
それでも僕たちは今を生きている
名もなき日々を
始まれば終わるこの人生(みち)の
途中に何が待ち受けているんだろう
置き去りにしていた夢のカケラ
拾い集めたら何か見えるだろうか
失った過去を取り戻すことができるのなら
誰もが過ちと向き合い 繰り返さずに進むことができるのかな
自分の存在価値は自分じゃ決められない
だけど 今消えたら そこに在るのは
色の欠けた世界
始まりはきっと皆同じで
時にすれ違い 離れ 近づき
互いに伸ばした手を取り合い
その温もりに触れ 愛を知るのだろう
忘れないでいよう
繋いだ手の温もりを
ありがとうを伝えよう
これまで出会えたすべてのものたちへ
始まれば終わるこの人生(みち)の
道標なんてどこにもないけど
共に生きて 共に支え
その瞬間(とき)が来るまでずっと笑って
終わりの途中に花を
花を手向けよう