衛星劇場で放送した「女医明妃伝」全50話見終わりました。
何度、挫折しそうになったことか、どうにか完走できました。でも最後の2話は泣けてしまいました
やっと過ちに気付き、兄である太上皇(霍建華ウォレス・フォ)と手を携えて国の繁栄を図ろうと言った皇帝の祁鈺(黄軒ホアン・シュアン)ですが、血を吐き倒れてしまいます。
程村霞は皇后(金晨ジン・チェン)に皇帝は胃や腸を荒らす特殊なものを誤飲したようだが、心当たりはないか尋ねます。
動揺した皇后は「金剛石の粉」だと告白します。程村霞は治療法を探しますが、悪くなる皇帝です。
允賢(劉詩詩リウ・シーシー)が程村霞に説明を求めると、その場にやってきた皇后が自ら允賢を流産させるために金剛石の粉を盛った事を告白します。そして自分はどうなってもいいから皇帝を助けてほしいと允賢に頼みます。
そこに皇帝も現れ、「私がそなたの悪行を見逃してきた罰だ。」と言い、皇后の位を廃し、冷宮におくります。
そして皇帝は「残された時間は少ない、皇后となって最後の時を共に過ごしてくれ。」と允賢を皇后にします。二人抱き合い、涙します。
皇帝の治療に専念する允賢です。皇帝の母である呉皇太后は1人相変わらずギャーギャー允賢を罵倒します
皇帝は太上皇に摂政を頼み、「私は愚かでした。これは受けるべき報いです。許して下さい。」病の中頭を下げる皇帝です。兄弟二人抱き合います
病だけど皇帝は允賢と過ごせて幸せのようです。
そんな中、允賢が心配な太上皇は夜中允賢を訪ねて来て雪にチャギと書きます。朝鮮語で愛しい人だと。そして戻って行く太上皇です。
再び多量の血を吐き、とうとう亡くなる皇帝です。
呉皇太后はまた允賢を罵倒し、倒れた允賢は出血し・・・流産し、昏睡状態となる允賢です。
孫皇太后と静慈皇太后が太上皇に復位するよう促します。
そして「あなたの母を殺してはいない、病死だった。」と言う孫皇太后です。静慈皇太后もあれは王振の作り話だったと言います。
一方、呉皇太后は允賢を殉葬させようとしましたが、太上皇が止めます。
そして太上皇こと朱祁鎮が皇帝となります。朱祁鈺は郕王に戻され密葬となります。
昏睡状態が続く允賢を毎日のように見舞う皇帝です。允賢も皇帝によって廃されたようです。
郕王の正室として殉葬されることは耐えられなかったと允賢の祖母に言う皇帝です。
目覚めた允賢は以前世話になった一座と共に旅をしているようです。
允賢の父に「允賢を探しに行かないのは皇后、皇太子、民がいるからだ。昔は心にいたのは允賢だけだった。」と言います。立派になった皇帝だけど、ぽろぽろ允賢への思いをしゃべってしまうのだから
そして数年が経ち・・・
「女医雑言」を書きあげる允賢です。
皇帝は息子の見深(呉磊ウー・レイ)に譲位し、允賢を探しに行きます。
扉を開けるとそこには允賢が見つめ合う二人・・・END
最後の2話はこの作品で初めて泣いてしまった、朱祁鈺は気付いた時にはすでに遅し・・・なんとも切ないです。でも允賢に看病してもらい、二人で過ごせてよかったです。
朱祁鎮も允賢が心底好きなのはわかりますが、心の中で思って、遠くから見守っていてほしかったです。それでこそ彼が皇帝としてりっぱだと思えし、切なさも伝わるのに、あちこちでぽろぽろ思いを言ってしまって、その後に民が・・・と言っても心に響きません。
あ~、最後譲位してまで允賢を探しに行ってしまうなんて・・・銭皇后を大切に思っていた允賢なのですから、そっとしておいてほしかったです。最後まで人々の医療に尽くした女性として。
皇帝は最後まで弟朱祁鈺の思いを受け取って皇帝としての職務を全うしてほしかったです。
允賢への思いを何も語らず、心に秘め、職務を全うしてこそ、彼の切なさ、男らしさをを感じられたのに。あなたには銭皇后がいたのだし、允賢は弟朱祁鈺の妻なのだから。
あ、呉磊君は最後ちょこっと出てきただけでした。
何度も言ってしまいますが、出演者は皆さん、好きな方々でしたが、登場人物たちの性格が・・・ だからちょっと見るのが苦痛な作品でした。
でも主人公の允賢はなかなかの人物でした