2017/4/16 朝鮮日報
【コラム】韓国に迫る「下流老人」問題の足音
「天国へのお引越しのお手伝い」をうたう日本の会社がある。家族や頼る人がいないため孤独死した高齢者の遺品を整理する「キーパーズ(Keepers)」という会社だ。引っ越し会社を経営していた吉田太一社長は、事故で両親を亡くした少女に頼まれて遺品整理を手伝ったのをきっかけに、2002年にこの事業を始めた。
キーパーズの事業が急成長していた2010年末、東京で取材のため吉田社長に会った。日本各地に5つの支店を設け、年間1500件の遺品整理を担っていると言っていた。「機会があれば韓国にも進出したいです。一人暮らしの高齢者が増えている韓国は市場として急浮上していますから」と吉田社長は言った。
(中略)
人並みの暮らしをしていたのに、高齢になると貧困層に転落するというのが「老後破産」だ。食事を抜き、体の具合が悪くても病院に行かない、いわゆる「下流老人」はほとんどが普通の人々だった。20-30年間まじめに働き、貯金もそこそこあったが、平均寿命が伸びて、長い場合は40年間も節約し、年金だけを頼りにするため、破産を避けられないという。本人や配偶者が病気にでもなれば、通帳の残高があっという間に減る。不況も長引き、経済的に余裕がない子どもたちに頼ることもできない。
(中略)
日本の高齢者には資産家が多いが、韓国の高齢者の貧困率は53%で、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でも最下層だ。中産層もほとんどが子どもの私教育費につぎ込み、自分たちの老後の備えは後回しだ。
約10年後、韓国も超高齢社会を迎える。今からでも日本の事例を参考にして対策作りに努めなければならない。ただ「遠い将来のことなのに」と何もしないでいれば、日本よりもはるかに大きな規模で老後破産・下流老人問題にぶつかることになる。
国際部=呉允熙(オ・ユンヒ)記者
1 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/14/2017041401758.html
2 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/14/2017041401758_2.html
引用ここまで
緑色の文字列は関連記事へのリンクです。
まあ韓国の記者ですからねえ。ピントが外れているのが普通です。
そういえば経済畑の記者はよく、ウリナラも日本の失われた20年に似て来たニダ、とか韓国企業は日本企業の失われた20年からの脱却方法を学ぶニダ、とか書いていますが、全く社会構造も蓄積も違う日本と韓国は全く似てない社会ですし、韓国企業が日本企業に学ぶのも不可能です。
この記者も日本社会と韓国社会が似たようなものであるという前提の下に”今からでも日本の事例を参考にして対策作りに努めなければならない”・・・とか寝言を書いているんでしょうな。
しかし自分でも”日本の高齢者には資産家が多いが、韓国の高齢者の貧困率は53%で、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でも最下層だ”・・・と書いているのに、なぜ日本の事例が参考になると考えられるんだ?と小一時間・・・・・
オマケに2015年11月の朝鮮日報によれば”韓国の60歳以上の高齢者世帯の家計債務負担が世界の主要国で最も深刻”・・・というように借金まみれなんですね。
ちなみに世界2位、現預金に限れば世界最大の個人金融資産を持つ日本人は
その資産の過半数を60代以上の老人が保有しております。
隠居もその中の一人でして、孤独死の不安はさておいて午前中はMTBで外を走り回り、今はこのエントリを書いております。午後5時にアップする予定ですが。
そして午後からはコペンでオープン走行を楽しみつつトレーニングに。
韓国の貧困老人などは、2012年11月のハンギョレ韓国版によれば”実際の生活が難しくても扶養義務者があって国家の福祉恩恵を受けることはできない老人たちは自身の所得に頼るほかはないので売春まで追い出されることになる”・・・というように昼間から公園でお婆さんがお爺さんの袖を引いているんですね。
隠居のような聖人の事例が参考になるわけがないだろう。バカモン!
あれが聖人・・・・・・・