わたしが 役者として
初めて 経験した 二人芝居は
天然工房 作・演出を 手がける
森角威之と でした。
確か 1996年(定かではありません)
彼が初めて 書き下ろした お芝居だったと思います。
「月に代わって、お仕置きよ!」
という セリフがあったのは 覚えています
恐らく
あまり つまびらかにされるのは 彼にとっても
拷問に 近いことだと 思うので
この辺で やめておきます。
翌年には
二人芝居の 名作 「動物園物語」を
同じく 森角とやりました。
膨大な量の セリフを しゃべりました。
この まったく 趣の違う
二本の 二人芝居が
わたしの 役者人生を 決めたといっても 過言ではありません
この
『二人芝居クラス』 を
やろうと思ったのは どこか
自分のルーツを 辿りたかったのかも しれませんね。
今年の3月 そして 9月に 公演。
まだまだ 始まった ばかりのクラスです。
1時間程度の お芝居を 二人だけで
しかも
実際に お客様に 入ってもらい お見せする。
“超”実践型 ワークショップ と 位置づけています。
次回本番は 2019年2月28日~3月3日
定員8人のうち あと3人or4人
まだ 募集中です
興味がありましたら ぜひ
最後に 9月に行われた
二人芝居クラス公演の 当日パンフレットに
書かせてもらった わたしのご挨拶から 少し抜粋します
「本公演は、天然工房ワークショップの一環として企画したものです。参加者の皆さんは『二人芝居』という形式を通して自分自身を表現します。一般的には、お客様の前で実際に演じる体験は、なかなか難しいものです。ですが、私は「自分を表現する」という体験は、プロとかアマチュアとか上手とか下手とか関係なく、すべての方々にとってもっと身近に体験してほしい、素晴らしいことだと思っています。
逆に言えば、そういう見た目の“出来る”“出来ない”や“すごい”“すごくない”でしか『表現』を語ること自体がもう、時代遅れなんですよね。どんな人にも、平等に『表現』する機会は与えられているし、その喜びは、少しだけ勇気を出して手を伸ばせば、必ず体験できるものです。そんな、少しだけ勇気を出して一歩踏み出してくれた8人の役者さんに、心からエールを送ります!」
二人芝居。
奥が深いんですよ