Heart to Heart Concert | アイビーの独り言

アイビーの独り言

加藤りつこのブログ


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陶器の演奏家たち 理恵さんからの贈りもの


こんな悲しい時だから
こんな苦しい日だから
ラピスラズリーの深いブルーの世界に身を沈め、この日を過ごす筈の私だった。
阪神淡路大震災から15年目の2010年1月17日。
この辛い日に向かう私が、今、楽しみを持って生きている。

アイビーの独り言
       ハートも感動の笑みを


2010年1月8日(金)
二人の青年音楽家が、同じステージで演奏会をさせていただくことになった。

アイビーの独り言
          智内威雄さん

一人は左手のピアニストとして研鑽を積んでいる、智内威雄(ちない・たけお)さん。
もう一人は、古き良き時代の美しい日本を探す旅をしながら、音楽で温かい人の輪をつなぐ活動をしている作曲家、奥野勝利(おくの・まさとし)さん。

アイビーの独り言
            奥野勝利さん


3年前までは、何の関わりもなかった二人が、今年1月8日に同じステージで演奏できる。

彼ら二人の共通のキーワードは『広島』だ。

昨年の12月にこのブログで、二人との出会いを紹介させていただいたので、読者の方々にはご理解いただけていると思う。
2006年11月にタケ(智内威雄)と出会った私が、ちょうど一年後の2007年11月に、マサ(奥野勝利)と出会った。
二人とも亡くなった私の息子・タカの年齢に近い青年たちだった。

震災後私を親しく迎え入れてくださった広島や関西の方々にお願いして、この二人を受け入れていただいたお陰で、彼らは今、関西を拠点にコンサート活動をしながら、生きる意味を見い出している。

彼らの人生で、震災とは全く接点のなかった二人が、震災15年目を迎える西宮の地で音楽を奏でる。

このような日が、私の悲嘆の道の延長線上にあることが信じ難く、私は今、感無量で胸を熱くし、このハートからハートへ愛をつないでゆくコンサートを企画してくださった実行委員会の方々に、心から感謝している。
そして、それを心から支援し聴きに来てくださる方々に、言葉にならない感謝と愛を抱いている。
この初めての試みである二人の演奏会は、きっと皆さまと豊かな時間を共有できると私は信じている。

一人でも多くの方々に聴いていただけることを願い、今日、コンサート情報を掲載させていただいた。

アイビーの独り言
譜面を超えて響き合え!石内の四季より



時・・2010年1月8日(金) ☆昼の部:14:00開演(13:30開場)
★夜の部:18:00開演(17:30開場)
※昼・夜とも 全席自由席 2000円(税込)

場所・・西宮市プレラホール(阪急西宮北口駅南改札口から徒歩3分)

TEL:0798-64-9485/9:00AM~8:00PM(火曜休み)
※チケットは要予約

アイビーの独り言
感涙ひと滴クサハナビ 石内の四季より


ステージでは、二人の音楽家たちへの想い、震災15年への想いなど、私もトークで参加させていただくこととなっている。
感慨もひとしおで、感謝の日々を送っている。

8日、西宮の地でお会いできることを願いつつ・・・