障害のある子は受け入れません ADHDな私について29 ~自閉っ子幼保選び編~

 

障害のある子は受け入れません

療育迷子と題して書いてきましたが

ここからは、平行して奔走していた

幼稚園や保育園の見学について

書いていきます

言葉の発達が遅く、

人見知り・場所見知りも激しかったハル。

周囲の方からは

「早く集団にいれた方がいい」

とアドバイスをいただくこともありました

私自身も、はじめはなんとなく

そういうものなのかな、

と感じていました。

いくつかの園の園長先生には、

「もし入園を考えているなら、

年中からよりは、年少からの方が絶対良い」

「年少では、慣れるまでに

時間がかかるかもしれないけれど、

その後の伸びが全然違う。」

というようなことも言われました。

だけど。

以前の投稿にも書きましたが

親の会の先輩ママ、療育や大学病院の先生方は、

「集団に入れるのは遅い方が良い」

という考えの方が多かったんですよね。

いろいろな考えを聞く中で、

ハルの集団生活は

「年中から、またはそれ以降の

伸びをみて考える」

というのが一番良さそうだな、となり

年少時代は、まずは療育を

優先しつつ、並行して

年中からの入園に向けて

プレに通うことになりました。

↑入園を検討中の親子が参加できる

　体験教室みたいなもの

それで。

療育に続き、またまた

いろいろな幼稚園・保育園を

見学することに。

見学するときは、ハルの障害について

必ず相談するようにしていました。

「発達障害があります」と伝えると

ハルの様子を詳しく聞く前に、即時に

「障害のある子は受け入れません」

といわれたところもありました。

えー！？詳細も聞かないでNGなんだ！？

って、衝撃&ショックではありましたが

入園するのがゴールなわけじゃないから

障害を隠して入園するより、

先にそういう方針の園だと知れたことは、

結果的にはよかったんじゃないかなと

思いました。

で。

いいな、と思うところはすごく遠かったり

近いと思えば門前払いだったり

そんなことを繰り返す中で

見学へいったあるこども園は、

キリスト教の教会が運営しているところでした。

ダウン症や自閉症のあるお子さんを

昔から受け入れていることで有名で

療育先の先生や、ほかのママさん方のお話でも

よく耳にしていました。

ある先輩ママの体験談

「とにかく入園させなければどこにもいけない…」

とせっぱつまった思いで

お子さんに重度の自閉症があることを

隠して入園

入園後はお子さんにサポートの先生がつき、

その日にあったことを

「まだ、○○くんはお話が難しいだろうから」

と毎日写真つきで連絡帳に

書いてくださったそうです。

他の子と比べるのではなく

子どもの成長を

「今日はこんなことができましたよ！」

と、いつも一緒に喜んでくれたのだと

話してくれました。

そんなお話も聞いていたので、

できることなら、ハルもこの園に

加配つきで通えたらなぁ〜と思い

相談しにいくことになりました。

つづく　

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 私について…

7つの肩書きで多動に生きるパラレルキャリアー

37歳でＡＤＨＤ当事者の診断を受けました

不注意優勢型 元小学校ウツ教員

長男ハル自閉っ子は地域の支援級在籍

シングルマザー2児の母

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