新しい年がスタートしました。
変わらず、ブログをお読みいただき本当にありがとうございます。
昨年は、リアルタイムでの講座やサポートをお休みさせていただきましたが、本年は少しずつ再開していく予定です。本年もどうぞよろしくお願いします。
さて、年をまたいでの連載となりましたが、ご質問の多い「ずりばい」についてのサポート その3です。
上半身が重力から解放されて、だんだん自由に動けるようになると、まずは左右交互にバランスをとりながら、片手を上に伸ばして何かを取ろうとします。
この動きは、お口の中の「舌の筋肉」も育てます。離乳食をスタートさせた時に、うまく食べられないのは、身体の動きに関係があります。(このあたりは、お口&手指発達サポート講座で詳しくお伝えしています。離乳食を始める前にぜひ!)
この時、いつも決まった片腕しか上げないようなら、お身体に左右差があります。上げた手と反対側で身体を支えますが、いつも同じ側で支えていることになるので、本来真ん中にあるべき軸が偏ることになります。
すると、今後、ずりばいで、片側だけしか使わなかったり、立ち上がった時にバランスが悪くて身体がねじれたり、歩き出して転びやすくなったりします。
なので、左右差に気付いたら、身体調和支援のマッサージ&体操で、左右差を整えて緩めてあげるケアをします。
特に、向き癖があったお子さんは、その傾向が強いので、見てあげてくださいね。
そしていよいよ、移動し始めます。赤ちゃんにとっては、自分の行きたい方へ自分で動けるのですから、最高に楽しい!
身体さえほぐれていれば、自然にずりばいのステップを進んでいきます。
ずりばいは、以下の順番で進みます。
いきなり、みなさんのイメージしているずりばいには行きません。ずりばいしないとご心配のメールをいただく方も、このステップの途中の場合があります。このステップを知っていると、安心して見守ることができます。
①その場で、おへそを中心に回転(左右とも)
②両手のひらで床を押して、バック(手のひらを使ってが大事)
③両手のひらを床に着けて、身体を引き寄せて前進(腕を前に伸ばし、手のひらを開いてバタフライのように前進)
④左右交互に手と足を動かして、前進(手のひらを開いて、足の指で床をけって、大きく動いていることが大事)
うつ伏せ・肘支えの段階で、肩甲骨周りが育ち、腕のコントロールができるようになっていきます。空いた手指で手元で遊んでいると、手の発達が肩甲骨→肘→手首→手のひら→指としっかり進むので、動き出す最初の①「その場回転」の時に、手のひらを使って上手に回ることができます。
お首に緊張があると手のひらが開きません。
お首を緩めるマッサージ「かたつむり」や、手のひらを開くマッサージ「ひらいたひらいた」をしてあげましょう。
見える新しい世界をどんどん広げようと、子どもは動いていきます。首や背中に緊張があると首が回らないので、あまり回りません。上半身が自由になってきた段階で、首が後ろまで回る(360度見回せる、お尻の方の後方まで見える)ようにしてあげれば、子どもはどんどん回ります。
お首や背中をほぐして、後ろから声をかけたり、おもちゃを後ろの方で見せてあげたりすると、だんだん頭が後ろを向けるようになりますので、サポートしてあげてくださいね。
ご心配のメールをたくさんいただく③の段階のお子さんが④に進むためには、少しサポートが必要です。次回は、そのサポートについて書きますね。
どの段階でも、基本のサポートは「お身体の緊張を緩めて、左右差を解消する」こと。
気付いた時が始め時ですので、ぜひすぐにご連絡くださいね。
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