巷でよく言われています。
男は女の願いを叶えてあげたい生き物だ。



それ、本当にそう思う。



兄と弟にはさまれて育ったわたしは、姿かたちは似ているけれどおおよそ同じ生き物とは思えない兄弟たちに翻弄されてきました。



なぜ高いところから飛び降りるときに野太い声で

トウッ!

と言わなきゃ降りられないのか。



なぜ落ちているものすべてを瞬時に武器にするのか。
今はそんなに有事なのか?


なぜ一回で言うことを聞いてくれないのか。


絶対的に間違っていることを本人もうすうす感づいているのに頑として認めない清々しいまでのそのプライドはなんなのか。



長年観察してきた結果、なんかよくわかんないんだけどね、強さというものに猛烈な憧れを抱いているみたいなのです。


かくいうわたしも強くありたいと想い続けていましたが、あるとき思ったの。


あ、これ無駄なやつだ。


だってわたしは決して強くないし。むしろ弱さこそが最大の強さなんだと気がつきました。


そのうえで、強さに憧れを抱いている人が強くあればいい、そう思うようになりました。


誰かの願いを叶えることが強さのひとつであるならば、そう思っている男性にお願いをきいてもらうことはわたしにとっては願ったり叶ったりなのです。なんたって楽だし。


そういえば兄弟たちもわたしのお願いをきいてくれなかったことはほぼありません。


そこで満を持して登場するのが、

可愛いわがままが世界を救う。



本日のブログタイトルについてご説明しますね。


本来なら「可愛い」も「わがまま」も必要ないです。みずからの欲望に従ってふるまえばいい。だけどそうは問屋がおろさない事情がありまして。


例えば拗ねてこじらせた女性から男性にお願いしたとしますよね。お察しのとおり、だいたいの結果は惨憺たるものとなります。それはなぜか。


ただのムカつく命令だからです。


本人は勇気をふりしぼってお願いしたつもりなのでしょうが、その勇気とは裏腹に相手に伝わっているのはブスっとした態度だったりします。


なので諸般の事情から「可愛い♡」と「わがまま♡」を分かりやすいように意識にあがるよう冠にしてみたしだいです。

ただのムカつく命令に「可愛い♡」と「わがまま♡」をプラスすると微妙な照れやらのニュアンスが混じり、命令が発している直線的なエネルギーがフニャフニャと柔らかくなります。なんかハートマークまでついてるし。

そうしたらその言葉をキャッチする相手の態度もおのずと変わる。いたってシンプルなのです。




ところで泰三くんは先日NYで脚本家デビューしました。それはわたしが『みなみをNYに連れてって!』なんてタッチさながらにお願いしたわけではありません。本人が自発的に行動してきた結果のコレです。


わたしは日々、泰三くんの買ってきたおやつを喜んで食べ、泰三くんが作ったごはんを喜んで食べ、泰三くんが自分のために用意した飲み物を勝手に喜んで飲み、ペットボトルのフタをあけてもらい、椅子から立ち上がるときに手をかしてもらい、NYでドルを使い切ってしまった泰三くんにわたしのドルと最悪のレートで両替すると提案し、寝ているところを無駄に起こし、こうしたささやかな傍若無人っぷりが彼を活躍させていると勝手に自負しているだけです。


改めて文字起こししてみるとわたし最悪だな。



ということで長い前置きになりましたが、明後日7月6日から4ヶ月の恋愛連続講座が始まります。


男運が悪い、どうしていつもこういう結末になってしまうのか。昔のわたしのように武装化が進むこじれぎみのかたや、欲しているのにパートナーがなかなか現れない巧妙な心の仕組みなどをひも解きます。

まずは自分の置かれた(とか言って自分が勝手に身を置いているだけの)環境を把握するところからのスタートだよ。(→自分の闇に光をあてる




【連続講座】間もなく募集を締め切ります。
『しあわせなわたしを育てる4か月』
        〜恋愛・パートナーシップ編〜
七夕に間に合うよう7月6日(土)から始まる新講座。
今まで繰り返してきたパターンを卒業して、幸せになるのが当たり前のパートナーシップを育てます。

7月 現在地を把握する
8月 自分の魅力を再確認
9月 好感度アップのテクニック
10月 総仕上げ

お申込みはこちら





あ、一回でお願いを聞き入れてくれない理由はこちらに書きましたので、ね。





さて昨日のブログではNYを浴衣で闊歩した写真などを投稿してみました。

↓ ↓ ↓

NYの街並みと浴衣とのコントラストが目をひきますね。


さて、


野引さんが持っていらっしゃる花柄のクラッチはどこのものですか?


という問い合わせがまったくなかったのでお答えしますね。


自分で作ったのです。
誰も関心ないだろうけど。



クラッチに使用した布は台湾の繊維街で購入した台湾客家花布。

その後、泰三くんの事故により急遽帰国したためお土産らしいお土産をまったく買えなかったので、唯一の自分へのお土産でした。


制作過程はこちら。
↓ ↓ ↓
パンがないならお菓子を食べればいいじゃない。
               〜マリー・アントワネット〜

誰も聞いてくれないなら自分から口を開けばいいじゃない。
              〜野引・香里〜




【個人セッション】
なぜだか悩みが解決してしまう野引香里の個人セッション。
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【イベントのお知らせ】
8月18日(日) 癒しフェアTOKYOに出演します!
講演会の時間が決まり次第こちらに詳細がアップされます。


【本のお知らせ】

夫、白石泰三の新刊『パラレルワールドで待ち合わせ』が発売されました。彼女と付き合えた5時間後に交通事故で意識不明の重態に。臨死体験、UFO、龍など、実話のくせにスピリチュアルのバラエティパックな内容です。わたしも執筆協力をしています。


 

パラレルワールドで待ち合わせ

 

 

◼︎「パラレルワールドで待ち合わせ」出版記念トークライブの動画

 

 

【対談動画】

大好評のシンクロ二シティ対談

堀内恭隆さん×白石泰三×野引香里


日常でのシンクロニシティの起こし方についてだよ。

②では『パラレルワールドで待ち合わせ』の前日譚、野引のスピンオフを話しています。