「明日、結婚できる女になろう」
なんて言われたら、どういう意味かと思うよね。
 
 
 
なんて書き出しでブログが始まったら
どういう意味かと思うよね。

ご安心くださいまだご乱心してません。
 
 
冒頭のドキリとする文章は
恋愛本の元祖藤沢あゆみさんの御著書

『何があっても自分の味方でいれば、あなたはこれまでで一番好きなひとに出会う』

の110ページのお言葉です。
 
 
先日イベントの控え室で
お話させていただく機会があったんです。
 

この時ね。
 
 
お会いしてすぐに
27冊出版されている御著書の中から
こちらを拝読させていただきました。
 
 
なぜ今まで読まなかったかって
そりゃあもうさ

わたしが恋愛で悩んでないからに
決まってるじゃあないか。
 
さぞかし素敵な恋愛経験なのかというと
そうでもなく。
 
わたしには
やらなきゃならないことがあるのですもの
恋愛は二の次!

世界が平和になるためならば
多少の犠牲は厭わないわ、

そしてついでにわたしの野望が叶って
世界を牛耳るまでは

恋愛ごときにエネルギーを割いておれるか
このたわけが!!
 
 
みたいなピュアな理由でさ♡
 
 
 
まぁつまり
決して問題がなかったわけではなく
著しく大アリだったわけよ。

主にわたしの思想にね。
 
 
 

人生で初めて手にした恋愛本をパラパラ~っと
して最初に開いたページが110ページ。

その書き出しが
 
 
「明日、結婚できる女になろう」
なんて言われたら、どういう意味かと思うよね。
 
 
だったんです。
 
 
そのまま起承転結を無視して
読み進めますよね110ページから。
(練りに練った構成を無視してごめんなさい!)
 

その章にはこんな事が書かれておりました。
 
 
 
結婚相手がいなくても、
彼氏がいなくても、
今すぐやってほしいこと、

それは愛のひとになること。
 
愛のひととは、
心のなかに他人が住む場所があるひとのこと。
例えるならば、
いつも他人の世話を焼くおばちゃんのように。
 
そのおばちゃんが独身の頃は
心に他人が住む余地がなかったかもしれないけれど、いつの間にか他人がたくさん住んでいる。
 
心のなかに他人が住めるひとになれば、
あなたの心のなかに住む男の人が現れる。
 
 
 
 
 
これ、ほんとにそうだと思う。
心のなかに他人を入れる。

心に余白がないとできないものね。
 
 
 
泰三くん

とは交際を決めた5時間後に

交通事故で生死をさまよったという

半ば強制執行で


心のなかに住まわせることになりました。


あとわたしのマンションにも
気がついたら住んでいるぞ、おかしいな。
 
そのあたりのきっかけは
ここらへんに書いてますね。
 
 
 
この一件以前のわたしの心のなかはね
 
 
わたし!
わ た し !
わ た し !
わ た し !
 
 
 
 
ギッシリのわたししか住んでなかったもん。
 
 
今では常に他人が近辺をウロウロしてますからね。わたし以外を否応なしに意識させられます。
 
 
 
例えば一昨日はこんなことがありました。
 
泰三くんはイビキがうるさいことで
その名をとどろかせていますが

お互い寝付きがいいので
さほど気にしてないんです。
 
 
ところがここのところ
気管支炎で咳き込んでしまうため
眠れずにいるんです。

咳でおこさないように壁を向いた姿勢でいると
泰三くんはわたしが寒くないように
ぴったり寄り添います。

そしたらさ
「おやすみ、また明日ね」
と言ってから30秒くらいで
 
 
 
ズゴゴゴゴゴ
ズゴゴゴゴゴ
 
 
 
耳なんてすまさなくても
音の発生源は耳元で!
息ごと!3Dで!臨場感たっぷり!
で聴こえるわけですよ。



えっ、ジョジョなの?
ジョジョの奇妙な哺乳類なの??
 
 
少し黙ってもらおうと鼻を押してみます。
すると…
 
 
 
 
 
キューン
キューン
 
 
 
雨に濡れながら震える子犬のような鳴き声に。

えっ、うっかり流氷で流された
ゴマちゃんなの?中年哺乳類なの??
 
 
元ネタが分かりにくいので貼っておきますね。
(ペッペッペ・ソーランアレマさんが好きでした)
 
 
 
中年ゴマちゃんの
キューン♪キューン♪
キュン♡キュン♡

してる場合じゃありません。
 
 
 
 
(╬ಠ益ಠ)どっちにしろ、うるさい。
 
 
 
そこで完全に寝入っている泰三くんと
交渉を試みてみました。
 
「クルッて反対むいて寝るといいと思うよ」
 
 
言い終わらないうちに
わたしに背を向け

キューン♪キューン♪

と暗闇に無駄な愛想を振りまき始めました。
 
 
音の発生源さえずれればこっちのもの。
間もなくわたしも眠りに落ちました。
 
 
 
 
心のなかに他人を入れるというのは
自分以外の人のことで

心配したり喜んだり悲しんだり
ほっこりしたりイラッとしたり
イビキがうるさかったり

コントロールの効かない領域を
受け入れるということ。
 
 
でもそれは、以前の
 
 
わたし!
わ た し !
わ た し !
わ た し !
 
 
 
 
では味わえない世界も見せてくれるものです。
 
 
 
藤沢あゆみさんと♡
 
 
 
急を要するかたはこちらをどうぞ。
 
 
 
 
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