私には、とある決定的な性格的特徴がある。
「天然、ふわふわ、ぼんやり」だ。知的に問題があるわけではなく、むしろ学校の成績は良好だったのに、である。これは緘黙とは直接関係ないので、今まで触れてこなかった部分だ。が、緘黙と同じくらい私の大きな特性で、緘黙ほどではないが悩むことが多く、これが周囲への馴染めなさ及び緘黙を助長させているようなところがある。(緘黙をご存じない方は、「テーマ→場面緘黙症」をタップして過去記事へどうぞ)
そこで、今回はこの「天然、ふわふわ、ぼんやり」な特徴が具体的にどんなものなのか、幼稚園〜社会人の各年代ごとに分けて、過去のエピソードを振り返って書いていく。
※読んでいてウンザリしたり、友達になりたくないタイプだと思ったりするかもしれませんが、何卒ご容赦ください。
☆幼稚園・保育園
・お遊戯会での踊り方が、ワンテンポ遅かった(後で両親に指摘された)
・4歳になっても一人でトイレのアレコレができず、幼稚園の先生に手伝ってもらっていた(年齢的におかしいのか、先生も苛々していた記憶がある)
・4歳になっても幼稚園の制服であるスカートのフックの掛け外しができず、同級生に手伝ってもらっていた
・5歳の時、同級生が乗り物のおもちゃで遊んでいるのを見て、「こうした方がいいんじゃない?」と(悪意なく)並び順を変えて同級生を泣かせた
☆小学校
・低学年の頃、緊張し過ぎで話せず、表情が硬いゆえにクラスで浮いていたが、なぜ自分が浮いているのか理解していなかった
・店でせんべいの試食品が置かれていて、歳下の兄弟達と際限なく食べていたら、店員さんに叱られショックだった
・3年生か4年生の時、運動会の練習で先生がクラス全体に説明している最中、他の学年の練習風景に目が行ってしまい、「よそ見しない!」と先生に怒られた
・3年生か4年生の時、癇癪で宿題を入れる紙袋をぐしゃぐしゃにしてしまい、先生に怒られた(←ここまで予測できていない)
・5年生の時、給食の時間に先生に怒られたが、なぜ怒られたのか未だに分からない
・親が「危ないから」と、高学年になっても電子レンジを使わせなかった(歳下の兄弟は使っていた)
☆中学校
・将来の夢が小学生みたいだった(詳しくもないのに、カフェ経営者とかイラストレーターとか)
・緘黙が酷かったこともあり、スクールカーストなるものに全く気づかなかった
☆高校
・友達のつくり方がよく分からず、帰りのバスが同じだからと、自分と波長の合いそうなタイプではなく、明らかに友達になれなさそうなタイプに声をかけていた
・部活などのグループに所属した時、他の人達がすぐに打ち解けた雰囲気になる理由が分からなかった(ホントは自分から積極的にいかなきゃいけないし、皆そうしてるだけなのにね)
・スマホを持っているにもかかわらず、ネットの使い方がよく分からず、非リア充なのにネット漬けやSNSとは無縁の生活だった
・無言でノートを教卓に置いて、先生に怒られた(←ここまで予測できていない)
・宿泊学習の最終日にシーツを洗いに出す時、畳まずにぐちゃぐちゃの状態で渡して怒られた
・明らかに視力が落ち、眼鏡の度数が合わなくなっていたが、バレたら親に叱られると思い込み、「度数を変えたい」と言い出せなかった(そのまま3年間過ごした)
☆大学
・相変わらず場に馴染むテンポが掴めなかった
・同級生や先輩に教わるまで、大学の基礎知識や必須情報に気づかなかった
・ガクチカへの意識が足りてなかった
・スクールカーストの構造に疎く、陰キャ陽キャの話を持ち出されても、上手くついていけなかった(パリピ?クラブ?何のこっちゃ、という感じ)
・バイト先の飲食店で、食事を運ぶ仕事の最中に靴下を触り、汚いと怒られた
・就活の自己分析で、高校生の頃勉強の仕方を工夫したエピソードを出したら、就職課の職員さんに「それって別に普通ですよね?」と言われた
・「意外と器用なのね」「高校生かと思っちゃった」「(ふわふわして見えるから)いじめられてきませんでした?」といった皮肉や嫌味を浴びせられた
☆社会人
・初回から歳下の同期に先輩ヅラをされたり、威張った態度を取られたりする
・無意識のうちに人を怒らせている
・求められていることを察知できない
・自分では真面目にやっているつもりなのに、他の人目線では「やること成すことが粗雑&適当」で叱られる
etc. 書き続けると凹むので、この辺りで止めておきます。(褒められることもあるけどね)
鈍臭い自分が思い当たる部分だけでもこんなにあるのだから、他の人から見たら相当ヤバいのだろう。
女性だと間抜けアピールで可愛く見られたいがために、自ら天然な人物になりたがる人もいるが、ガチの天然で日常生活に支障のある私からすると、「うーん…」と唸るしかない微妙な気持ちだ。
これも何かの障害に当てはまるのかなぁ…(もやもや)