(WRC ラリージャパンは来年も十勝管内で開催)
このところ、各モータースポーツ・カテゴリーは
2007年度の開催に向け、スケジュールやチーム活動、
個人の契約など、ニュースが満載で正直書きたい記事が
山ほどあるのに、ほんのわずかしかお伝えできないジレンマ
に陥っています。
読みに来ていただいている方々には本当に申し訳なく
思っています。
さて、今回はWRC・世界ラリー選手権の話題を。
WRC公式HPの報道から、2007年のWRCの最終確定
開催スケジュールが発表になりました。
2007年FIA世界ラリー選手権
1月19-21日(MC)ラリー・オートモービル・モンテカルロ
2月9-11日(S)スウェディッシュ・ラリー(PCWRC)
2月16-18日(N)ラリー・ノルウェー(JWRC)
3月9-11日(MEX)ラリー・メキシコ(PCWRC)
3月30日-4月1日(P)ラリー・ド・ポーチュガル(JWRC)
5月4-6日(RA)ラリー・アルゼンティーナ(PCWRC)
5月18-20日(I)ラリー・イタリア・サルディニア(JWRC)
6月1-3日(GR)アクロポリス・ラリー・オブ・グリース(PCWRC)
8月3-5日(FIN)ラリー・フィンランド(JWRC)
8月17-19日(D)ラリー・ドイチェランド(JWRC)
8月31日-9月2日(NZ)ラリー・ニュージーランド(PCWRC)
10月5-7日(E)ラリー・ド・エスパーニャ(JWRC)
10月12-14日(F)ラリー・ド・フランス -ツール・ド・コルス(JWRC)
10月26-28日(J)ラリージャパン(PCWRC)
11月16-18日(IRL)ラリー・アイルランド(PCWRC)
11月30日-12月2日(GB)ラリーGB(PCWRC)
日本も無事開催が確定しております。
また、読売新聞の報道によりますと、開催地はこれまでと変更無く
十勝管内での開催となる事もあわせて発表されております。
実に喜ばしいことです。
さて、本年の3回目の開催にして最高の観客動員数を記録した
「ラリージャパン」ですが、2007年度ははたしてこのまま集客数を
増加させられるのかどうか?という話題に触れたいと思います。
最大の焦点は開催期日です。
本年開催は、セレモニアルスタートを含むと、8/31~9/3と
北海道では最も気候の良い時期。
また、北海道では夏休みが終わっておりますが、本州や大学生
はまだまだ夏休みの時期であったことが、大きな後押しとなって
いたことは事実でしょう。
しかし、来年度の開催は、シーズン後半の第14戦に据えられ、
セレモニアルスタートを含む開催が、ちょうど1年後・・・・・
10/25~28という日程。
皆さん、想像してください。
今日の北海道、朝はほとんど氷点下です。
ましてや「陸別」なんて日本一寒い場所として有名。
帯広市内はともかく、SS区間は下手するとモンテカルロのような
雪の中の開催と言うことも、かなり高い可能性でありです。
車中泊はおろかキャンプも、北海道人の私でも敢行しない時期です。
これは厳しいハードルです。
正直外で見る競技としては非常に悪条件です。
運営側の対応が非常に求められる開催となるのは必至でしょう。
とにかく主要会場での暖の取り方という新たな課題をどう
クリアするか、注目です。
基本的には自己責任で観戦なんですが。各SSは国有林故、
海外のラリーと違い、火をおこすことすら許可されていないです。
ちょっと私も頭をひねらないと・・・と思っています。
ネガティブな事ばかり書いても仕方ありません。
とにかく「開催されること」を心より感謝し、また来年も私は現地から
応援するのみです!
沢山の皆さんが北海道に来ていだける事を願っています。
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