サントリー・角瓶・雁風呂編(CM) | を観た。~3行映画評~

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昭和49年・サントリー・角瓶・雁風呂編・を観た。
子供の頃に見た映像体験は、生涯消える事はない。雁(かり)の逸話の真偽は、もはやどちらでも良い。海辺に作家を連れて行き、わざわざグラスでウィスキーを飲ませ、地元の漁師に力いっぱいライトを当て、移動レールまで引きナレーションを合わせる。この"あざとい"演出にマスコミを今よりも信じていた人たちは全員が感心した。当時はサントリーならではの文芸CMと呼ばれたが、今なら、話の裏付けを示さなければ、企画も撮影も放映も出来ない上に、もしそのまま流したら大炎上だろうなぁ〜、日本人って変わったなぁの一本






Na
・月の夜、雁(かり)は木の枝を口に咥えて、北国から渡ってくる。
・飛び疲れると、波間に枝を浮かべ、その上に止まって羽根を休めるという
・そうやって津軽の浜まで辿り着くと、いらなくなった枝を浜辺に落としてさらに南の空へと飛んで行く
・日本で冬を過ごした雁は早春の頃、ふたたび津軽に戻ってきて、自分の枝を拾って北国へ去っていく
・あとには生きて帰れなかった雁の数だけ枝が残る。
・浜の人たちはその枝を集めて風呂を焚き、不運な雁たちの供養をしたのだと言う・・・。
山口M『哀れな話しだなぁ 日本人て不思議だなぁ』


製作会社/21インコーポレーション
広告会社/サンアド プロデューサー/川島元博
アイデア、コピー、演出/東條忠義
撮影/尾花正章 音楽/小林亜星 出演者/山口瞳