耳をすませば | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

日本映画を中心に。たまに見る劇場新作も。タイトル前の◎はオススメ○は見て損ナシ△は気をつけて⭐️はその年のベスト



耳をすませばを観た。まさかまさかの実写版は、想像以上にジブリだ。本来原作があるのだがら、ジブリに寄せる必要は無いのだが、何から何までそっくりだ。その原因は、スタッフに名前を連ねる奥田誠治氏の存在が大きいのだろう。出資者や制作側にしてもお手本があるのだから『そのままでいいじゃないか』の声は出ただろう。しかし、それを間に受けてここまでアニメに似せる必要は無いし、両手を耳に当てる下りなどは直視できない。確かにコロナ禍で予定の海外ロケが中止になったかも知れないが、こんな中途半端なアレンジをするなら、後半は実写版がオリジナルで展開していけば良いのだし、観客とてアニメ版の劣化を見たくて足を運んだのではないだろうに。有名なエンディングの横歩きまでをアニメに似せては、もう何も言えないです、の一本