メルマガバックナンバー【私が思う動物性食品の取り入れ方と選び方】 | 卵・乳製品・白砂糖を使わない自然派お菓子 Toitoi(トイトイ) 東京・横浜・小田原

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卵・乳製品・白砂糖を使わないヴィーガン焼き菓子の製造・販売をしています。農業経験や自然食教室などで学んだ知識を活かし、良質な素材を使った身体に優しく食べ応えのあるお菓子を日々研究・開発しています。


※こちらは毎月2回配信しているメールマガジン「トイトイ通信」のコラムのバックナンバーです。

今回は「私が思う動物性食品の取り入れ方と選び方」です。

【普段の食事】
「普段の食事もヴィーガンなんですか?」とたまに聞かれるのですが、私自身普段は動物性食品も程々取り入れた生活をしています。
食卓には肉、魚、卵も使いますし、乳製品のお菓子も食べたりします。

【日本人の身体に合った食べ物】
でも私は動物性食品はあくまでも嗜好品だと思っています。

ただ魚介類に関しては、日本人は大昔から食べてきた文化があり、日本人の身体に合った食べ物だと思うので必要なものだという考えです。

こういう話は以前のメルマガの「地産地消と身土不二」の回でも少し触れたのでその時の文章を再度添付しますね。

【日本人の身体のつくり】
話がちょこっとそれますが、人種それぞれの身体の作りという点でも身土不二の考え方は通じるところがあると思っています。

まず、個人的な考えですが、日本人はもともと肉食には向いていない身体の構造になっています。
日本人は穀物、野菜、魚を中心とした食生活をしてきた文化なので、古くから肉食をしてきた地域の人と比べると、穀物をしっかり消化できるように腸が長め。
腸が長いと食べ物が長い時間腸に留まる事になり、肉類は腸の中で腐敗しやすいのです。

ちょっと解りやすく極端な例ですが、アラスカのイヌイットの人々はアザラシやトナカイの肉などを沢山食べて、野菜はほとんど食べません。
それでも元気に暮らしているのは、大昔から受け継がれたその環境に適した身体の作りになっているから。


上記の文章では肉の話がメインでしたが乳製品も同じく、日本人は乳製品をうまく消化出来る体質の人は少ないです。

【命を頂いている事。環境問題】
そして魚はもちろんですが特に肉、乳製品、卵を食べると言うことは動物の犠牲のもとに成り立っていると言うこと。
そして環境汚染に繋がっている事もあることを常に頭の片隅にでも置いておく事が大切だと思っています。
(畜産と環境問題の繋りについてはまた改めてご紹介しますね。)

「動物の命」とかいうと「考えが重い」「宗教じみている」と思う方も世の中にはいるようですが、
実際に酪農や畜産の現場に携わった私自身が見て感じた意見です。

実際、日本の畜産は動物が心身共に健康に暮らせる環境が整っていない場合が大変多いです。
(詳しくは次回から順番にご説明します)

畜産を否定している訳ではなく、必要以上に摂取したり廃棄したりしない。
そして、買い物は投票と同じなので、動物性食品を購入する時は動物が心身共に健康に環境で育った物を選ぶようにしたいと思っています。

【私が動物性食品を選ぶ基準】
私が動物性食品を購入する時には、動物が心身共に出来るだけ健全に育った環境のもの、環境に負荷が少ないもの、国産のもの、ホルモン剤や抗生物質不使用のものを買うようにしています。

動物性食品全般に言えることは、動物が心身共に健康に暮らせる環境で育った農産物は身体への悪影響が少ないです。

卵なら平飼い。肉なら放牧されてサシが少ないもの。乳製品も放牧されていたり健康に育った牛のものなど。

そして、「卵は黄身の色が濃い方が上質」「肉はサシがキレイに入っている方が上質」と考えている方も多いですが、それも私的にはNG。


次回から数回に分けてそれぞれの食材の選び方の基準を詳しくご紹介します。

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